●令和4年度の主な取り組み 全国屈指の森林観光都市へ
新型感染症のワクチン接種を安全かつ迅速に実施するとともに、総合計画の骨格となる「住んでみよう・住み続けよう秦野みらいづくりプロジェクト」に位置付けた、表丹沢の魅力向上や小田急線4駅周辺のにぎわい創造を一体的に進め、本市を全国屈指の森林観光都市へ押し上げていきます。
◇新型感染症対策「感染の拡大防止」と「社会経済活動」の両立 8億1503万円
《新型感染症ワクチン接種の推進》
・[新規事業]特設サイト「バーチャル工場見学」の開設支援
コロナ禍においても、動画や画像を用いて企業の強みを発信することができる特設サイト「バーチャル工場見学」の開設を支援し、企業の取引機会の拡大を図ります。
・[新規事業]電子地域通貨導入の検討
市内での消費を喚起し、資金循環を促進するため、電子地域通貨導入の検討を進めます。
◇住んでみよう・住み続けよう 秦野みらいづくりプロジェクト
《健康で安心して暮らせるプロジェクト 10億6056万円》
・[新規事業]「ゼロカーボンシティ」に向けた取り組みの推進
市庁舎などへの再生可能エネルギー由来電力の導入や、公用車への電気自動車やハイブリッド自動車の導入、小・中学校全校の照明のLED化を進めます。
《未来を拓(ひら)く子育て・教育プロジェクト 11億7164万円》
・[新規事業]AIを活用した学習支援アプリの導入
・[拡充事業]ひとり親家庭に向けた相談体制の強化
《新東名・246バイパスの最大活用プロジェクト 3億1445万円》
・[拡充事業]「表丹沢魅力づくり構想」の推進
「表丹沢ツーリズム(仮称)」の事業化に向けて、民間事業者と連携したモニターツアーなどを実施するとともに、田原ふるさと公園などの整備を行い、「都心から近い山岳・里山アクティビティの聖地」としてブランド化を推進します。
◎訪れる人の憩いの場に
《小田急線4駅周辺のにぎわい創造プロジェクト 1億6122万円》
・[新規事業]商店街店舗等デジタルガイドブックの作成
商店街店舗等ガイドブック「デジタル版メルカHADANO」を作成し、経済活動の本格的な再開を後押しします。
・[拡充事業]大山へのバスの季節運行の拡充
秋の行楽シーズンに実施していた、大山と鶴巻温泉駅を結ぶ路線バスの運行を、春のシーズンにも拡充することで、より一層の誘客および地元の活性化につなげます。
《新たな日常創造プロジェクト 2億1090万円》
・[新規事業]図書館への電子書籍貸出サービスの導入
・[新規事業]デジタル版「広報はだの」の発行
《移住・定住活性化プロジェクト 1億3273万円》
・[新規事業]「はだの丹沢ライフ応援事業」などの創設
移住相談窓口の設置および若者世代などの住宅購入や空き家の活用促進に向けた補助制度を創設し、本市への移住・定住を促進します。
●一般会計予算の推移
◇市税が減少し、扶助費は増加
5、10年前と比較して、歳入では、生産年齢人口の減少などにより市税が減少する一方、歳出では、医療費や障害福祉サービスなどの社会保障に要する扶助費が増加しています。
◎歳入
◎歳出
●市債残高の推移(全会計総額)
◇市債とは?
生活の基盤となる道路や公園、下水道、学校などの財産を整備するときに、国などから借り入れるお金です。市債には、将来的にそれらを利用する市民にも返済を負担してもらうことで、世代間の公平を図るという役割があります。
問い合わせ:財政課
【電話】82-5116