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一般質問(5)

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神奈川県秦野市

■電子メールを活用した市民の意見・要望の実現を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1596

志政会 風間 正子

●一 市民の声への対応について
[問]電子メールで意見などを聴く場合は、誤解や不信感を与えてしまい長期間やり取りが続くことも考えられるが、対応はどのようか。
[答]電子メールは、誰でも気軽に市政に参加できるメリットがある一方、双方の気持ちが伝わりにくいこともあるため、複雑になる場合は、電話で内容を確認し、直接会うことを提案することもある。
[要望]お互いに対話の重要性を改めて認識しながら、信頼関係を築いてほしい。

●二 ごみ処理の現状について
[問]令和4年4月に施行された資源循環を推進することによる生活環境の保全などを目的とした「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」についての対応はどのようか。
[答]早期に一括回収ができるよう、国や他自治体の動向を注視しながら、分別基準など、具体的な事項を委託事業者と協議している。さらに、収集を現在の隔週から毎週にすることも検討している。

●三 児童館の在り方について
[問]利用者が減少している児童館については、公民館などへの機能移転、地元自治会への無償譲渡など、今後の在り方を考え、展開していくべきと考えるがどうか。
[答]時代にあった場所として、児童館の果たす役割などを改めて検討し、地域の声や状況を把握しながら、慎重に進めていきたい。

■財政の知識は市民と行政をつなぐ共通言語
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1597

無所属 伊藤 大輔

●一 市の借金と貯金について
[問]広報はだの令和5年11月1日号には「10年間で貯金額は20億円増、借金額は123億円減」と記載されている。それぞれの会計区分を統一すべきと考えるがどうか。
[答]一般会計を対象とした使途が限定されない財政調整基金の額を貯金とし、道路や上下水道、学校などの整備などに係る市債の総額を借金として記載している。
[意見]上下水道事業は、独立採算制の公営企業会計を適用しており、監査委員の決算審査意見書においても、一般会計とは別の冊子で評価している。
[問]直近の令和4年度と平成25年度の市債の内訳をみると、合計で93億円減らした借金のうち、90億円は下水道事業によるものであり、むしろ一般会計の借金は、この10年間で増えている。そのため、借金額だけ全会計を対象とした総額で見せたと考えるがどうか。
[答]指摘のような意図はない。
[意見]下水道事業会計において借金を減らしたのは、単に設備投資にかかった初期費用を適切な料金をもらい、少しずつ償還していったという性質のもの。それなのに、会計区分が違うものを、このように相対的に一緒に見せることは、意図的ではないにせよ、市民の誤解を招く見せ方である。
[問]令和6年度から掲載方法を変更すべきと考えるがどうか。
[答]今後、検討する。

■中学校給食の食品ロスゼロを目指せ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1598

創和・市民 阿蘇 佳一

●一 薬物と詐欺事件について
[問](1)令和3年の大麻による検挙者数は5783人、うち若者が1000人で、7年前の16・4倍、(2)市内の詐欺の認知件数は51件、被害額は約1億1500万円で、被害者の約半数が80歳以上だが、対策はどうか。
[答](1)特に若年層に向け、正しい知識の普及啓発に努めている。(2)関係機関と連携し、一層警戒する。

●二 ごみ減量の取組について
[問](1)ごみ処理経費は約22億円で、市民一人当たり約1万3600円の負担。一方、収入は1億4000万円の資源物売却がある。その内訳は、(2)全国の学校給食の食品ロスは年間で約60万トンだが本市の状況は、どうか。
[答](1)主に、古紙類が3704トンで5928万円、ペットボトルが457トンで4266万円、缶が404トンで3466万円。(2)令和5年10月までの残渣(ざんさ)は約31トン。今後も日々工夫改善に取り組み、残渣ゼロを目指していく。

●三 小田急線4駅周辺のにぎわい創造について
[問](1)東海大学前駅のグルメシティと温浴施設の閉店、(2)鶴巻温泉駅前のマンション建設計画、(3)秦野駅舎の空き店舗、それぞれの実態把握はどのようか。
[答](1)土地所有者が利用を検討中で、温浴施設は学生宿舎の建設を予定。(2)着工時期は未定。(3)現在2つの区画で活用策を検証中。

■市民力により地域活性化につながる取り組みで地域力向上へ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1599

創和・市民 福森 真司

●一 生活困窮者への支援につながる仕組みについて
[問]物価高騰の状況を踏まえた生活困窮者やひとり親世帯などへの支援の取り組みはどのようか。
[答]生活困窮者自立支援法に基づき、自立相談や就労準備支援、家計改善支援など、生活困窮者に対して包括的な支援に取り組むとともに、子育て世帯への支援に努めている。
[要望]市民が安心して日常生活を送り、子どもたちが将来に夢と希望をもって健やかに成長できるよう、困り事を抱える市民の実情を把握し、一過性ではない、一人一人に寄り添った支援に引き続き取り組んでほしい。

●二 市民力を生かした観光振興の取組について
[問]弘法山公園利活用方針の策定をはじめとした、市民力による地域経済の活性化につなげるための取り組みはどのようか。
[答]市内商業者などによる協議会や、市民団体との意見交換会などを実施し、方針の策定を進めているほか、各事業やイベントに携わってもらうことにより、連携体制の構築に努めている。
[要望]本市の魅力である秦野名水など地域固有の資源、ブランドイメージを有効活用して地域の人材が活躍できる場づくりを行い、市民が生き生きと暮らす活力あるまち秦野を目指し、適正な市政運営に努めてほしい。

       

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