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一般質問(4)

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神奈川県秦野市

■かなちゃん手形購入者に電子地域通貨で補助を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1592

無所属 吉村 慶一

●一 高齢者の移動支援について
[問]高齢化率の高い下大槻、南矢名地区のスーパーとドラッグストアが相次いで閉店し、地域の高齢者から、※かなちゃん手形の購入費補助制度の創設を要望された。導入を検討中の※電子地域通貨によって半額補助すれば、厚木市の例を参考にした私の試算では、本市で約5千人が利用し、約3千万円の費用はかかるが、約2億5千万円の経済効果を生むことになる。高齢者の買い物支援策として、費用に見合う効果と市全体への利益があると思うが、どうか。
[答]バス路線の維持、環境負荷の削減、介護予防、経済への効果などについては確実とは言えない一方、財政難の中、毎年確実に費用がかかる提案である。市民ニーズを的確に捉えた上で、最小の経費で最大の効果を発揮できる施策なのか検討する。
[問]本当の市民ニーズは、事業をやってみないと分からない。高齢者を元気づけ、本市の知名度を上げる効果もあると思う。3年間試行することはできないか。
[答]担当部署からの、ニーズと効果を見込んだ上での予算要求が前提で、その上で検討したい。
[意見]高齢者の外出は、運動・コミュニケーション・食の改善の効果もあり、実現すれば全国的な話題となって、本市の魅力につながる。電子地域通貨普及のためにも、やってみるべきである。

◎用語解説
※かなちゃん手形… 神奈川中央交通株式会社が販売する高齢者バス割引乗車券で、この手形を提示すると、神奈中・神奈中グループの一般路線バスがどの区間でも1回の乗車が現金100円で利用できるもの。(空港リムジンバス・深夜急行バス・旅行などの貸切バス・催事輸送などは除く。深夜バスは1乗車200円となる。)
※電子地域通貨…スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、事前に現金をチャージすることで、市内加盟店で買い物などに利用できる通貨

■不登校児童・生徒の学びを止めるな
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1593

創和・市民 八尋 伸二

●一 はだのEーLabの機能について
[問]令和5年5月1日に開設され半年以上が経過した「はだのEーLab」の機能は、(1)教育分野におけるデジタル化の推進、(2)不登校児童・生徒の支援体制強化、(3)乳幼児教育・保育支援センターの設立準備の3つであるが、本市の不登校児童・生徒数は、どのような状況となっているのか。
[答]本市の不登校児童・生徒数は、小学校では151人で前年度比73人増、中学校では197人で前年度比39人増となっており、コロナ禍の影響も大きいと分析している。
[問]急増する不登校やいじめなどの問題行動に対し、「はだのEーLab」として今後どのように取り組んでいくのか。
[答]総合教育会議の意見も踏まえながら、現在の教育課題の解決に向けて、小・中学校が一体となった義務教育学校設置の可能性について検討を進めたいと考えている。
[要望]不登校の原因の一つとして「中1ギャップ」があり、その回避策として「義務教育学校制度」があるが、具体的な進捗が見えない状況であるため、早期の実現をお願いしたい。また、不登校児童・生徒の学びを継続し、学力を維持するためにも、静岡県磐田市教育委員会が取り組んでいるAIカメラを活用したオンライン授業などを実施し、不登校児童・生徒の学びを止めないようにしてほしい。

■年代別にターゲットの細分化を図り秦野から成功事例をつくる
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1594

みらいを変える 大塚 毅

●一 投票率の向上について
[問]選挙管理委員会として、さまざまな啓発を行っているが、市民が分かる新たな取り組みを実行しづらい要因は、人的要因、効果への期待の薄さ、責任の所在への抵抗感など、どこにあると考えるか。
[答]啓発活動の実施や充実が、直ちに投票率の向上に結びつかない点に難しさを感じている。
[問]年代別にターゲットを細分化し、効果検証を行ってはどうか。
[答]年代別での取り組みとその効果の検証、結果を踏まえた実施という流れが重要と考える。
[意見]他市の事例の調査研究はしているため、あとは秦野にマッチするものを選び、実行に移すだけである。目標を次の市長選挙に合わせ、外部の意見を取り入れる研究会の設立や市議会と共に成功事例を秦野からつくるべきである。

●二 秦野丹沢スマートインターチェンジと周辺道路の交通について
[問]新東名高速道路の全線開通後は交通量が増加し、現在の数倍となることが予測される。交通量調査の予定と交通安全対策はどうか。
[答]令和10年度頃には、市内の主要な交差点の交通量調査を実施する予定である。市道27号線の早期整備を行い、適切な安全対策を図っていく。特に、通学路は長期的な視点を踏まえた改善要望を提出するよう、各学校と連携していく。
[要望]一つ一つ不安を払拭し、市民と地権者の理解を進めてほしい。

■活力・魅力に満ちた地域のにぎわいづくりを
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1595

志政会 川口 薫

●一 室川の活用と地域のにぎわいについて
[問]秦野駅の南側を流れる室川周辺の豊かな自然環境を活用した、地域のにぎわいづくりについて、考えはどのようか。
[答]湧水を散策する「秦野名水さんぽ」や、くずはの家の講師による「室川とその周辺の自然を学ぶ講座」などを開催した。引き続き、地元関係者と連携、協力関係を築きながら、地域のにぎわいづくりにつながる魅力発信に努める。
[要望]水車をモチーフにした室川周辺のにぎわい創造について検討してほしい。

●二 市民活動の推進について
[問]市民活動に対して寄付をした企業や団体にとって、寄付金がどのように活用されたのかは関心事である。また、市が感謝の意を表す上でも活用内容を周知することは重要であると考えるが、見解はどのようか。
[答]企業や団体が市民活動に寄付をする動機として、活動に共感を得ることが大切であり、寄付実績や活動内容などを広く周知することで、新たな寄付につながるものと考える。市民活動の支援方法や使途を分かりやすく伝え、より多くの支援が受けられる仕組みを検討していきたい。
[要望]制度のほか、寄付をした企業や団体をPRして、市民活動に対する支援の機運を高めるよう取り組みを進めてほしい。

       

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