■市民の命と名水を守れ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1588
ともにつくる 原 聡
●一 救急体制について
[問]救急車の現場到着時間の延伸傾向や、救急隊の現場滞在時間が30分以上の搬送困難事案の増加に対し、対策はどのようか。
[答]10年前の現場到着時間と比較すると24秒延伸している現状などを踏まえ、対策としてICT技術を活用した救急医療支援システムの実証実験を行っている。
[問]実証実験の結果と今後の取り扱いはどのようか。
[答]現場活動時間では1分01秒で約5%、収容依頼・病院滞在の時間も短縮できたことに加え、救急活動記録票も自動作成できるので労務負担も軽減できている。市外の医療機関にもシステム導入に協力してもらうことが重要と考える。
[要望]消防指令センターの共同運用開始までに伊勢原市の救急隊や事業者と体制強化に努めてほしい。
●二 名水を守る取組について
[問]市内の農業者も地下水を活用しているが、有機フッ素化合物のモニタリングの現状はどうか。また、名水のまちに相応しい調査範囲の拡大や広報を行う必要があると考えるがどうか。
[答]※PFOSなどが検出された井戸を県と共に調査・経過観察しており、数値は現在低下傾向にある。農業用水も湧水調査に加え、関係課で情報共有し公表していく。
[要望]本物質は基準値もまだ暫定値であるため、対応や対策の情報収集をしっかりと行ってほしい。
◎用語解説
※PFOS…ペルフルオロオクタンスルホン酸の略称で、フッ素を含む有機化合物の一種
■子育て環境の充実に向け、教育・福祉・子育て分野でさらなる連携を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1589
ともにつくる 田中 めぐみ
●一 早期療育の事務手続について
[問]発達検査を行うことばの相談室を保護者に紹介する際、所管する障害福祉課を案内することに抵抗があると聞く。受け付けや事務手続きなどを福祉部からこども健康部に移管できないか。
[答]現在関係課で調整を進めており、市民が利用しやすいよう、最適な在り方を検討していく。
●二 就学相談について
[問]就学相談件数の推移はどのようか。
[答]平成23年度は81件、令和4年度は139件である。
[問]市民より面談が遅くなり、見学に余裕がないと聞く。面談に対応する人員が少ないのではないか。
[答]令和3年度より、特別支援教育等コーディネーターとして2人任用し、丁寧な支援に努めている。
[要望]業務量の見直しを図り、増員も含めて検討してほしい。
●三 子育て環境の充実について
[問]一時預かりが充実していない本市の状況で3年保育を望む声は多い。子どもたちの集団生活への適応などの観点からも、公立幼稚園で3年保育が必要と考えるが、どうか。
[答]現段階で実施の計画はない。公私連携幼保連携型認定こども園に移行する中で、3年保育の定員枠確保に努めている。
[要望]公立幼稚園での3年保育が必要であり、特色ある学びを展開してほしい。
■かなちゃん手形の購入補助と環境に配慮した取り組みを
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無所属 石川 潤
●一 ※かなちゃん手形への市からの補助について
[問]かなちゃん手形の購入補助を実施する場合に生じる経費について、試算はどのようか。
[答]助成額を4800円と仮定し、人件費を見込んで試算すると、年間で約3300万円が必要となり、高齢化などの進行により購入補助を実施することは、慎重に判断する必要がある。
●二 有機フッ素化合物による本市への影響について
[問]末広町の個人井戸の地下水から、暫定目標値を超えて検出されているが、その後の経過と対応状況はどのようか。
[答]市と県で経過観察を継続しており、引き続き、水質の調査、監視を継続する。
[問]本市の水道水の検査体制と検査結果はどのようか。
[答]モニタリング地点のほか取水場などの水源で検査し、検出した所もあるが、全ての地点で暫定目標値を下回っている。結果は市ホームページで公表し周知している。
●三 電池の分別回収について
[問]本市で回収している電池の種類はどのようか。
[答]乾電池、コイン型のリチウムイオン電池は、月一回の蛍光灯などの日に回収し、ボタン電池と小型充電式電池は処分方法が異なるため回収を行っていない。なお、ボタン電池は小売店に回収用の缶を設置し、無償で回収している。
◎用語解説
※かなちゃん手形…神奈川中央交通株式会社が販売する高齢者バス割引乗車券で、この手形を提示すると、神奈中・神奈中グループの一般路線バスがどの区間でも1回の乗車が現金100円で利用できるもの。(空港リムジンバス・深夜急行バス・旅行などの貸切バス・催事輸送などは除く。深夜バスは1乗車200円となる。)
■人も暮らしも街も豊かな秦野へ
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公明党 中村 英仁
●一 投票率の向上について(その2)
[問]投票率が下がっている中、主権者教育が必要と考える。本市の取り組み状況はどのようか。
[答]主権者教育は社会の重要な位置を占める。そのため、主権者教育の大きな目的である、よりよい社会の実現を視野に、課題を主体的に解決しようとする態度を目指した活動を進めていきたいと考えている。
●二 職員の人材育成について(その2)
[問]複雑・多様化する行政課題の解決に対応するには、戦略的な人材育成が必要と考える。本市の考えはどうか。
[答]現在、職員(ひと)づくり基本方針について、国の新たな策定指針の動向も注視しながら、時代に即した戦略的な人材育成計画となるよう見直しに取り組んでいる。
●三 地方都市の活性化について
[問]市内にある企業は共に秦野のまちを作り上げていくパートナーであり、企業誘致は、本市にとって大変重要であると思うが、考えはどのようか。
[答]企業誘致は、進出した企業の直接的な税収だけでなく、幅広く雇用や収入の確保につながるものである。そのため、市民にとって最高かつ優良な企業に本市を選択してもらえるよう、誘致活動の強化を市議会と共に図っていきたいと考えている。