■未来へつなぐにぎわいと活力あるまちづくり
総合計画は、まちづくりの基本理念や将来都市像を掲げ、これを実現するための基本政策や諸施策の基本的な方向を示すものです。
市では、現在の総合計画はだの2030プラン前期基本計画が令和7年度に計画年限を迎えることから、令和8年度からスタートする後期基本計画の策定作業を進めています。
策定に当たっては、秦野ならではの豊かな自然と積み重ねられた歴史・文化を大切に守り、生かし、引き継ぎながら、市民力、地域力、職員力を結集して、「秦野の未来への道筋を示し、市民一人ひとりの想いがつながり実を結ぶ計画」とします。
●計画の期間と構成
◇基本構想
長期的な展望(10年間)に立ち、都市像を実現するための基本的な方針
◇基本計画
基本構想に基づく中期(5年間)の具体的な施策展開の指針
◇実施計画
基本計画を計画的に推進するための具体的な事業実施の指針
※詳細は本紙差し込み面をご覧ください。
●計画策定の背景
本市の人口は、昭和30年の市制施行当時約5万人、昭和50年には約10万人、昭和63年には約15万人と増加し続けて、平成21年1月には17万人を超えました。
しかし、平成22年をピークに減少に転じ、令和7年1月1日現在では、16万537人となり、現時点においては、令和12年の人口を15万6232人と見込んでいます。
年齢構成は、65歳以上の割合が増加し、平成26年には超高齢社会(高齢化率が21%超)を迎えている一方、年少人口と生産年齢人口は減少し続けており、今後、ますます少子高齢化が進むものと予測しています。
今後も、死亡者数が出生者数を上回る状況が続くことにより、人口減少は避けられない見通しとなっているため、人口減少が続く事態を正面から受け止めた上で、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを進める必要があります。
(注)各年10月1日人口。ただし、令和7年は1月1日の人口
(注)令和7年までの割合は年齢不詳分を除いているため、その合計は100%にならない
(注)令和12年の人口および割合は、過去5年の傾向から見た将来人口推計(趨勢(すうせい)人口)
●総合計画後期基本計画ができるまで
後期基本計画は、令和5年度から策定作業が始まっています。これまで行ってきた「市民との協働・連携による計画づくり」のうち、三つの取り組みを紹介します。
※詳細は本紙差し込み面をご覧ください。
◇まちづくりワークショップ~理想のまちにするためにできることを考えよう~
幅広い世代・分野の意見やアイデアを計画に反映させることを目的に、住民参加型のワークショップを開催しました。
《意見・アイデア》
◇秦野こども未来づくり会議「未来づくりのアイデア」の作成
《概要》
「秦野こども未来づくり会議」において、中学校区ごとに、「未来づくりのアイデア」を作成していただき、本年3月27日に市長に提出いただきました。
《中学校区ごとの未来づくりアイデアのテーマ》
◎市長へ「未来づくりのアイデア」などを提出
●地域まちづくり計画策定会議「地域が考えるまちづくり計画案」の作成
《概要》
市内8地区に設置した「地域まちづくり計画策定会議」において、「地域が考えるまちづくり計画案」を作成していただき、本年3月17日に各地区から市長に提出いただきました。
《提案いただいた事項》
(1)地域の暮らしの中で感じている現状と課題
(2)目指すまちの姿(令和12年度の将来像や基本目標)
(3)地域版リーディングプロジェクト
(4)主な取り組み・すすめる活動
・「地域・市民が主体となって取り組むもの」
・「地域と行政が協働・連携して取り組むもの」
↓
[検討・反映]
・地域まちづくり計画
・施策大綱別計画
[調整]
地域まちづくり計画
↑↓
施策大綱別計画
◎各地区から市長へ計画案を提出
問い合わせ:総合政策課
【電話】82-5101
【FAX】84-5235
【メール】[email protected]