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全国報徳サミット秦野市大会開催記念連載 報徳とその継承者たち

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神奈川県秦野市

11月1日(土)、12年ぶりに本市で開催する全国報徳サミットに向けて、二宮尊徳と彼の意志を受け継いだ者の生涯と教えを紹介します(全4回)。

●第2回 報徳仕法とは
報徳仕法とは、農村の立て直しを目的とした二宮尊徳の教えのこと。その基本的な考え方は「至誠」、「勤労」、「分度」、「推譲」の四つから成り立っています。
「至誠」は真心を尽くすことで、尊徳の教えの土台になっています。「勤労」は一生懸命働くことですが、その働きが社会に役立つかどうかに重きを置いています。「分度」は自分の経済状況に見合った生活を送ること、「推譲」は生活の中で生まれた蓄えを、家族や子孫、社会のために分かち与えることを意味します。
この教えは全国600を超える農村を復興に導き、渋沢栄一や松下幸之助にも影響を与えたといわれています。

問い合わせ:生涯学習課
【電話】84-2792

       

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