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健康に暮らし続けるために~年に一度は特定健診 ここからはじめる健康習慣~

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神奈川県秦野市

生活習慣病を予防するため、年に1回の健診で体の状態をチェックしましょう。
また、健診後には「特定保健指導」を利用して、健康な体づくりに取り組みましょう。

■特定健診の流れ
加入している医療保険によって、特定健診の受診方法や特定保健指導の内容などが異なります。
詳しくは、加入している保険者にお問い合わせください。

◇1 受診券が届く
今年度は5月30日に受診券を送付しました。
受診券には有効期限や受診費用などが書かれていますので確認してください。
対象者は40歳から74歳までの国民健康保険に加入中の方です。

◇2 医療機関で受診する
受診券に同封されている「健康診査等実施医療機関一覧」から、希望する医療機関で受診してください。
診療日や受け付け時間、予約の有無などについては、受診前に医療機関に確認してください。

《先生からの一言》
秦野北クリニック 駒井好信院長
特定健診は、生活習慣病を早期に発見し、重症化を防ぐ大切な機会です。年に1度の健診で自分の健康状態を把握し、将来の病気につながるサインがないかをチェックするようにしましょう。

◇3 検査結果の確認
受診から2~3カ月後に市から健診結果を送付します。
特定保健指導判定およびメタボリックシンドローム判定の結果をお知らせします。

◇4 特定保健指導を受けて生活習慣の改善に役立てる
特定保健指導判定で「動機づけ支援」「積極的支援」に該当した方は特定保健指導対象です。
保健師や管理栄養士が、健診結果を基に生活習慣改善のための相談を受けます。
・食事
・運動

■特定健診
特定健診は生活習慣病予防を目的とし、メタボリックシンドロームに着目した健診です。対象者は40歳から74歳の方が対象となっており、医療保険者が実施しています。
主な検査内容は、血液検査や尿検査、血圧測定、腹囲測定など。生活習慣病の前兆であるメタボリックシンドロームの早期発見につなげます。肝機能や腎機能の異常なども確認できます。
メタボリックシンドロームとは、健診の結果、腹囲(内臓脂肪型肥満)に加えて、脂質・血糖・血圧のうち二つを合わせ持った状態です。自覚症状がないまま動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病など生活習慣病のリスクが高まります。

■特定保健指導
保健師・管理栄養士があなたのライフスタイルに合わせたオーダーメイドの健康づくりを提案する、「すっきり健康体」を実施しています。

◇3カ月間のサポートの流れ
《Step1 保健師・管理栄養士と面談》
・生活習慣の確認
・目標と計画の設定

《Step2 中間連絡》
支援開始から約1カ月半頃
・取り組み状況確認、相談
・健康講座の案内

《Step3 最終連絡》
支援開始から3カ月
・取り組みの振り返り
・継続のためのポイント

■飲み忘れてしまった薬(残薬)を活用しましょう
残薬とは、薬局などで処方された薬のうち、飲み忘れなどでご自宅に残ってしまった薬のことです。
残薬があるのに、新しく同じ薬を処方することは、医療費の増加の一因となっています。残薬を活用することで医療費を節約することができます。
ご自宅に残薬がある場合は、かかりつけ医やかかりつけ薬局に相談しましょう。

■重複・頻回受診や重複服薬は控えましょう
同じ症状で何度も医療機関を受診し、繰り返し検査したり、同じ効果の薬を複数の薬局などで処方されると、体に負担がかかり、副作用がでる恐れがあります。

◎二次元コードから詳細を確認できます
【URL】https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1747701617022/index.html

問い合わせ:国保年金課
【電話】82-9613
【FAX】82-5198
【メール】[email protected]

       

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