皆さんが納めた税金などが、どのように使われているかを知っていただくため、毎年5月と11月に財政状況を公表しています。今回は、令和7年3月31日現在の令和6年度予算の執行状況についてお知らせします(1万円未満四捨五入)。
■一般会計予算の執行状況
令和6年度一般会計の当初予算額は、605億8000万円でしたが、物価高騰への対策などのため36億1798万円増額し、641億9798万円になりました。
収入済の額は、578億4047万円で、収入率90・1%。そのうち、市税が38・3%を占めています。一方、支出済の額は、565億1492万円で、執行率は88・0%です。
支出した主な事業は秦野市・伊勢原市共同消防指令センター整備事業費や電子地域通貨事業費のほか、障害福祉サービスや生活保護費などの社会保障費、物価高騰対策給付金などの物価高騰対策経費などです。
◎2市の安全・安心な暮らしを守る
■ふるさと秦野の輝く未来へ 歩みを加速させるまちづくり
「女性と子どもが住みやすいまちづくり」を進めるため、産後ケアの拡充や児童ホームの対象学年の拡大、小児医療費助成の対象年齢の拡大などに取り組みました。
また、令和9年度の新東名高速道路の全線開通などを目前に控え、都市計画道路の整備などを着実に進めるとともに、本市の資源や魅力を最大限に活用し、「表丹沢の魅力づくり」や「小田急線4駅周辺のにぎわい創造」に向けた取り組みを進めました。
今後も、「秦野みらいづくりプロジェクト」を確実に進め、行ってみたい、住んでみたい、いつまでも住み続けたい「全国屈指の森林観光都市」の実現を目指します。
◎母と子の笑顔があふれる街に
■市民1人当たりの市税負担
13万6816円 前年度と比べ3841円の減額
※令和6年度当初予算額を、令和2年国勢調査確定値に基づく令和7年4月1日現在の推計人口16万69人で割ったもの。( )内の数値は全体に対する割合。
■市債の状況
一度に多額の経費が必要となる道路や下水道、学校などの施設整備は、公平性の観点から、将来にわたり施設を利用する市民にも負担を求めるため、市債という長期の借金をして行います。将来世代の財政の自由度を確保するためにも、市債は中長期的な見通しを立て、計画的に活用します。
※市民1人当たりの市債の額は、令和2年国勢調査確定値に基づく令和7年4月1日現在の推計人口16万69人で算出。( )内は対前年度の増減。
■一時借入金
令和7年3月31日現在、一時借り入れはありません。
※一時借入金…国や県からの補助金などの収入が遅れたため、市が支払う資金が一時的に不足したときに借り入れるお金
■収入・支出の状況
■市有財産の状況
(令和7年3月31日現在)
問い合わせ:財政課
【電話】82-5116