●12月3日〜9日は「障害者週間」
発達障害や高次脳機能障害、重症心身障害など、障害者手帳を持っていなくても困難を感じている人はたくさんいます。障害について詳しく知りたい方には、冊子「障害のことを知ろう」(市役所1階障害福祉課、ぱれっと・はだの(本町2-7-25)にあります)を配布しています。下のURLからも見ることができます。
【URL】https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1666863255081/index.html
◇事業者の皆さん 合理的配慮の提供が義務化されています
合理的配慮とは、障害のある方が社会生活の中で出会う困り事などを、負担になりすぎない範囲で取り除くための援助や環境を整えること。障害の内容によって合理的配慮の内容はさまざまです。詳しい事例は、下のURLから確認できます。
【URL】https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/pdf/gouriteki_jirei.pdf
◇このマーク見たことありますか
《耳マーク》
聴覚に障害があることを示し、コミュニケーション方法に配慮を求める場合などに使用されているマークです。自治体や病院などが聴覚障害者に援助をすることを示すマークとしても使用されています。
●障害がある方の相談支援専門員に聞く
◇知ることから生まれる 寄り添う心
「相談を受けるときは、私たちが答えを出すのではなく、本人の中にある答えを引き出すことを心掛けています」と話すのは、主任相談支援専門員の小池統括課長。
相談は、日常生活の困り事から命に関わる事までさまざま。電話や窓口で相談に応じるだけでなく、必要に応じて相談者の住まいに出向くことも。「生活の様子を直接確かめることで、言葉だけでは見えない課題や思いに気付くことがあります」。障害があることで不自由はあっても、不幸だと感じてしまう社会にはしたくないという。一つ一つの相談にじっくり耳を傾け、事業所や病院などの関係機関と協力して必要な支援に結び付けています。
「障害を知らないことで不安や距離を生むこともあるため、種類や特徴を知ってもらうことが一番大切です」。障害がある方を常に支援の対象として見るのではなく、困っている事に気付き、自然に声を掛けられる関係が理想と話す小池統括課長。
障害の有無ではなく、同じ地域の住民として気軽にあいさつできる仕組みや仕掛けをつくることが互いを理解することにつながると考え、今日も一人一人の声に真摯(しんし)に向き合っています。

問い合わせ:障害福祉課
【電話】82-7616

