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〈特集〉未来へのメッセージ(2)

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神奈川県秦野市

●金次郎の教えを次の世代へ
11月1日に開催した、第30回全国報徳サミット秦野市大会。二宮金次郎に縁のある17市町村が集い、人づくりや町づくりについて意見を交わした。
この大会で本市が重点を置いたのは、金次郎の教えである「報徳思想」を次世代に継承していくこと。市内の小・中学生が彼の功績や教えを学んだほか、初の試みとして、子供たちによる大会宣言が行われた。宣言の内容を考えたのは、「秦野こども未来づくり会議」に所属する小・中学生。平成20年から、各校の代表が集まり、いじめの起きない学校づくりや地域の未来について話し合っている。
没後1世紀半がたった今も色あせず、さまざまな課題を解決する手掛かりとなる「報徳思想」。大会宣言には、この教えを基に、「真心を持って、社会へ貢献するために努力し、学びで得た知識や人に助けられた恩を、他者に分かち合っていく」とうたわれている。互いを認め合って協力する「一円融合」と、小さな努力を積み重ねる「積小為大」も必要不可欠な教えとして、宣言の中に位置付けた。
合田さんと共に檀上(だんじょう)に立ち、大会宣言を提案した同会議のメンバーたち。それ以外にも、金次郎の教えを学んだ児童や生徒らが、多くの催しに参加し、自分たちに何が生かせるのかを考えて発表した。教えを受け継いだ子供たちがつくる今後の秦野には、明るく楽しい未来が待っている。

●輝く未来に向かって
「時を越えたメッセージ」で委員たちとメッセージを発信した、中学生の諸星瑠風さん。「秦野こども未来づくり会議」のメンバーとして、報徳サミットの大会宣言の作成にも携わった。さまざまな人たちと関わる中、全員に共通していたのは「ふるさと秦野」を大切にする思い。年齢や学校が違う人、会ったばかりの人でも、秦野の好きな所を話題にして、打ち解けられたという。諸星さんは、「年の差や立場に関係なく、みんなで協力して、にぎわいのある町をつくっていきたいですね」と将来の展望を語る。

市制施行70周年のテーマは「みんなでつなぐ 未来のHADANO」。市内の子供や大人、事業者だけでなく、久々に帰郷した人たちまで、秦野を思う全員がこの節目の年を紡いできた。誰もが誇りを持って暮らせるまちを目指し、本市は、ふるさとを愛する人たちと共に、10年、20年、そしてその先の未来に向かって歩みを進めていく。


◎Photos
(1)基調講演で「自分だけでなく、家族や関わる人全員が笑って過ごせるような夢を持ってほしい」と願いを伝えたはだのふるさと大使の合田雅吏さん
(2)各中学校の代表が合田さんと大会宣言
(3)70周年記念缶バッジを手にするのは、二つの事業に関わった諸星さん
(4)児童が作成した金次郎像

●市制施行70周年記念事業を振り返る
◇まほろば大橋ライトアップ 7月11日~
季節や行事に合わせて変化する光で、秦野駅北口周辺のにぎわいを創り出す。

◇市制施行70周年記念式典 11月3日
地域社会への功労が広く認められた方々の表彰や祝賀演奏などが披露された。

◇名水サミットinはだの 11月8日
70人以上のオカリナ演奏で幕を開けた、水の大切さを広く伝える全国大会。秦野が誇る名水の理由と魅力を発信した。

       

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