皆さんと一緒に歩んできた学校は今、時代の流れとともに大きな変化の時期を迎えようとしています。
これからの学校のあり方、あるべき姿を一緒に考えてみませんか。
■学校の今(1) 子どもたちの学び
●学校での子どもたちの学習環境や学習方法が大きく変わっています。
◇個別最適な学び
子どもたち一人一人の特性に応じた、柔軟な学習環境づくりを推進しています。
◇ICT環境の整備
「1人1台端末」の配置により、多様な授業方法が可能になりました。
◇「教わる」から「学ぶ」へ
自分で課題を見つけ、課題解決への知識を身に付ける「課題解決型学習」を展開しています。
■学校の今(2) 学校施設の状況
●児童生徒数の減少、将来の学校施設の建替えに向けて検討する時期が到来しています。
建設から30~40年を経過する建物が多く、学校施設の建替えを検討する時期が到来しています。
また、児童生徒数はピークである、昭和60年(1985年)から約半数まで減少しています。
このことから、今後、将来の子どもたちの学びに合った、学校施設を考えていく必要があります。
■そこで…
将来、どんな学校があったらよいかをみんなで考えていくために「みんなで考えるみらいの学校整備指針」を作ります。
●将来の学校施設イメージ
子どもたちがともに集い、学び、遊び、生活する実空間として、どのような学校施設がよいか、その可能性を紹介します。
◇[普通教室]1人1台端末など、環境変化を踏まえ面積を拡大
1人1台端末の導入に伴い、児童生徒の意見や学習成果を大型モニターで集約するなど、さまざまな授業形態への対応が可能となります。
◎1人1台端末を文房具として活用し、多様な学びを展開
◇[特別教室]特別教室を1つの棟に配置し、多目的に活用
理科室や音楽室など1つの教科のために教室を使用するのではなく、多目的で汎用的に使用ができる特別教室づくりで多様な教育活動の展開が期待できます。
◎図書室とコンピューター室を組合わせ、みんなで考える場として使用
◇[その他の学校空間]学校全体を学びの場とする空間づくり
廊下や階段も学習の空間として捉え、従来の授業形態に捉われず、学校全体を学びの場とした空間づくりが期待できます。
◎校内の階段スペースを利用し、発表や表現の場として使用
◇[体育館]地域利用にも配慮した機能強化
児童生徒の学びの場だけではなく、災害時の広域避難場所としての役割も踏まえ、多くの人が快適に使用ができる環境づくりが期待できます。
◎広域避難場所としての機能を向上
●地域と共にある学校
公共施設の更新に当たって、学校施設を中心に、その他の公共施設の機能を集約することで、地域コミュニティの拠点となることが期待できます。
◇学校施設との複合化が期待できる機能
《学校施設 地域コミュニティの拠点として複合化を検討》
・生涯学習機能 複合化により施設や設備の共用を検討
・防災機能 地域にとって安全・安心な施設整備
・児童ホーム・放課後活動 「子どもの居場所づくり」を検討
・幼稚園・こども園 園小中一貫教育の推進
●YouTubeで動画公開中
秦野市公式YouTubeチャンネル「はだのモーピク」にて、学校施設の現状と課題、これからの学校施設のあり方について、動画を配信しています。URLからぜひご覧ください。
【URL】https://youtu.be/Rk8HwFzFuFc
●皆さんからのご意見をお聞かせください
「みんなで考えるみらいの学校整備指針(案)」のパブリック・コメントを募集しています。ぜひ皆さんからのご意見をお聞かせください。
◇意見募集期間
令和6年8月1日(木)〜8月31日(土)まで
《みんなで考えるみらいの学校整備指針(案)閲覧場所》
・秦野市役所教育総務課(教育庁舎2階)
・秦野市役所行政情報閲覧コーナー(本庁舎3階)
・各公民館
・図書館
・各駅連絡所
《提出方法》
任意の用紙に住所、氏名、電話番号、意見を書き、〒257-8501教育総務課へ郵送または持参。市ホームページから電子申請、ファクス、メールも可
問い合わせ:教育総務課
【電話】84-2783
【FAX】83-4681
【メール】k-soumu@city.hadano.kanagawa.jp