長雨や集中豪雨で土砂災害が発生しやすい季節。市内でも、これまでに崖崩れに見舞われた地区があります。いざというとき逃げ遅れることがないよう、三つの対策を紹介します。
■対策1 マイ・タイムラインを作ろう
「いつ」、「誰が」、「何をすべきか」を、災害が起こる前に時系列で整理し、家族の避難計画を作りましょう。
◯作成方法
・〈STEP1〉地域の危険箇所を確認
住んでいる場所にどのような危険があるのかをハザードマップ(市ホームページ、市役所西庁舎3階防災課などにあります)で確認しましょう。
◎市内を6地区に分けて配布
・〈STEP2〉避難方法を確認
避難所までの道のりや所要時間、一緒に避難する人の連絡先などを確認しましょう。
・〈STEP3〉家族と共有
家の中でいつでも見える所に貼っておくなどしましょう。生活の変化に応じて適宜見直しが必要です。
◎[作成例]○○家のマイ・タイムライン
◎ひな型(土砂災害編、洪水編)は市ホームページまたは防災課にあります
【URL】https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1565766187320/index.html
■対策2 市の防災情報を活用しよう
◯市総合防災情報システム
避難所の開設状況や通行止めの情報、雨雲の動き、マイ・タイムライン作成時に重要なハザードマップなどをスマートフォンやパソコンでいつでも確認できます。適切な避難行動につなげるためにも、ぜひ活用してください。
◎市ホームページや市公式LINE「安全・安心メニュー」から簡単に見られます
【HP】https://iot.trims-cloud.net/hadano_bosai/deploy/html/index.html
◎災害の状況などをリアルタイムで配信
◯緊急情報を取得するには
・市公式LINE
アカウントを「友だち」に追加
・緊急情報メール
登録用アドレス(【メール】bousai.hadano-city@raiden3.ktaiwork.jp )に空メールを送信
◯その他の確認方法
・危機管理X(旧Twitter)
・防災行政無線
※放送内容を【電話】︎0120-540-822(無料)で確認できます
■対策3 前兆を知ろう
次の現象に気付いたら、土砂災害が起こるかもしれません。周りの変化に注意しましょう。
◯土石流
・山から音がする
・川の水が濁り、流木が混ざる
・雨が降っているのに、川の水位が下がる など
◯崖崩れ
・崖に亀裂ができる
・崖から水が流れ出ている、小石が落ちてくる など
◯地滑り
・地面にひびが入る
・斜面から水が噴き出る
・井戸水などが濁る など
問い合わせ:防災課
【電話】82-9621