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ふるさと秦野の輝く未来へ、歩みを加速させる 令和6年度予算(1)

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神奈川県秦野市

全国屈指の森林観光都市を目指し、これまでの取り組みを着実に進めるとともに、新たな事業についても積極果敢に挑戦し、実りある成果へとつなげていくため、今年度の予算を編成しましたので、その概要や主な取り組みをお知らせします。

◎予算編成の過程は、市ホームページにあります。
【HP】https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000003695/index.html

■一般会計予算額の推移
◯市税が減少し、扶助費は大きく増加
5、10年前と比較して、歳入では、生産年齢人口の減少などにより市税が減少した一方、歳出では、障害福祉サービスや生活保護などの社会保障に要する扶助費が大きく増加しています。

◇市債とは?
生活の基盤となる道路や公園、下水道、学校などを整備するときに、国などから借り入れるお金です。市債には、将来的にそれらを利用する市民にも返済を負担してもらうことで、世代間の公平を図るという役割があります。

■各会計の予算額

◯全会計、一般会計ともに過去最大を更新
令和6年度の一般会計、二つの地方公営企業会計や三つの特別会計の予算総額は、1033億3300万円で、前年度と比べて4.5%増加しました。一般会計は、605億8000万円で、前年度と比べて9.0%増加しました。

《一般会計と特別会計の違いは?》
主に市税を財源とし、福祉や教育、土木など基本的な行政運営の経費として計上するものを「一般会計」といいます。これに対して、国民健康保険事業や介護保険事業など、特定の収入を特定の支出に充てるため、一般会計とは区別して計上するものを「特別会計」といいます。

■一般会計 605億8000万円の内訳

◆歳入
◯市税収入が減少
市税については、経済の正常化に伴い増収が見込まれましたが、令和6年度に実施される定額減税の影響から、前年度と比べて7億円減の219億円としました。定額減税による減収分は、国から交付される地方特例交付金で補塡(ほてん)されます。
また、全国標準的な行政サービスを提供するに当たり、財源が不足する場合に、国から補塡(ほてん)される普通交付税とその代替財源である臨時財政対策債の合計は、前年度と比べて4億2700万円増の60億3000万円としました。

◇市民1人当たりの予算額
37万6697円

※令和2年国勢調査確定値に基づく令和6年3月1日現在の推計人口16万819人で計算。

◆歳出
◯民生費と総務費が大きく増加
民生費は、障害福祉サービス利用者の増加や公私連携幼保連携型認定こども園の施設整備への支援などにより、前年度から17億1901万円増の273億8073万円としたほか、総務費は、クアーズテック秦野カルチャーホールの特定天井の改修工事などにより、前年度から20億5475万円増の76億3036万円としました。
一方で、公債費は、令和5年度に実施した臨時財政対策債の繰り上げ償還の終了などにより、前年度から9億2896万円減の33億5752万円としました。

       

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