■下水道の仕組み
各家庭などから流れてきた汚水を、微生物の活動や消毒する薬品によってきれいにし、川に放流しています。
なお、処理区域は、市内で発生した汚水の大半を処理する「中央処理区」、伊勢原市と広域的に処理する「大根・鶴巻処理区」、県の酒匂川流域下水道に接続する「⻄部処理区」に分かれています。
◎下水道マスコットキャラクター「スイスイ」
◇汚水処理
《浄水管理センター》
[中央処理区の汚水を処理する施設]
管理機械棟、水処理棟、汚泥濃縮棟、汚泥処理棟、消毒設備棟の五つの施設があります。ここでは、微生物が汚水中の汚れを食べることで水をきれいにする、「標準活性汚泥法」という方法で下水の処理を行っています。
1日あたり、約3万1000立方メートルを処理しています。
《鶴巻中継ポンプ場》
[汚水を送水する施設]
大根・鶴巻処理区の汚水に含まれる大きなゴミや砂を取り除き、ポンプで伊勢原市の終末処理場に送水しています。
1日あたり約8500立方メートルを送水しています。
※詳細は広報紙差し込み面の図をご覧ください。
◇雨水排除
地表に降り注いだ雨は、家屋に設置されている雨どいや雨水管を通って川へと放流したり、浸透ますなどを使い、地下に浸透させています。
また、近年では豪雨の増加に加えて、都市化の進展による雨水浸透能力の低下から、短時間に多量の雨水が流出する傾向があり、浸水は、市民の大切な生命や財産を脅かしています。これを防ぐために雨水管きょを整備し、雨水浸水対策を行っています。
《立野台南調整池》
[雨水をためておく施設]
豪雨により河川があふれて洪水とならないよう、一時的に雨水をためることができ、河川の水の量を一定のレベルにコントロールすることができます。
《大根川ポンプ場》
[浸水対策のため排水する施設]
古くから悩まされてきた、鶴巻地区の浸水被害を軽減するため、平常時から雨水幹線や川の水位を下げる工夫をしています。
毎秒15立方メートルの排水処理が可能です。
※詳細は広報紙差し込み面の図をご覧ください。
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