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全国に轟(とどろ)け 秦野(ふるさと)の魅力

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神奈川県秦野市

就任 はだのふるさと大使
LUNA SEA 真矢(しんや)さん

◎Profile
昭和45年秦野市生まれ。末広小・本町中学校を卒業。高校時代に今のバンドメンバーと出会う。平成元年にLUNA SEAのドラマーとして活動を開始し、平成4年メジャーデビュー。平成12年の活動休止の翌年、ソロアーティストとして本格的に活動を開始する。平成22年にLUNA SEAが活動再開。音楽活動以外でも各種メディアに出演:するほか、飲食店のプロデュースも行うなど多彩な才能を発揮し、さまざまなジャンルで活躍する。

■売れっ子ドラマーのルーツは祭りばやし?
ゴールデンウイーク終盤の5月6日、クアーズテック秦野カルチャーホールに約1000人の観衆が集まった。「真ちゃーん」という声も聞こえる大歓声の中、スーツ姿でステージに現れたのは、人気ロックバンド「LUNA SEA」のドラマー、真矢さん(53歳)だ。この日、音楽界のビッグネームが、新たな大使として名を連ねた。
バンド名の由来について、「月(LUNA)と海(SEA)が影響し合って潮の満ち引きがあるように、僕らもお客さんと影響し合える関係になりたいという思いを込めました」とデビュー当時を振り返る。実は、バンドメンバーの5人中4人が秦野市出身。鶴巻地区にあるメンバーの自宅で、日夜練習に励んだそうだ。
「春から冬まで、市内のどこかで祭りをやっている。この文化が大好きなんですよ」。自らを「本町地区出身のディープな秦野っ子」と形容するほど、地元への愛着を見せる真矢さん。6歳の頃から地元のおはやし団体「乳牛二番組」に加わり、地域の祭りで太鼓や笛の演奏、みこし担ぎにも携わっていた。近所の犬の鳴き声を祭りばやしと聞き違えるほど、のめり込んでいた時期もあったんだとか。ドラムと出会ったのは高校時代。「打楽器の経験があったので、これなら演奏できそうだと思ったんです」。日本を代表するドラマーは、祭りばやしの太鼓が育てたと言えるかもしれない。

■離れたから気付く魅力
子供の頃の遊び場は、近所の川や田んぼ。「うっかり他人の敷地に入ってしまって、家主のおじさんに怒られたなぁ」と、近所の人に叱られつつ、かわいがってもらった日々を思い出す。デビュー後に帰省した際も、祭りばやしに参加するたび地元の人々の温かさを実感するという。「いまだに、『真矢は俺が育てた』とか『真矢のドラムはうちの太鼓が原点だ』と言われるんです。そういう地域とのつながりって、いいですよね」と目を細める。
「ここで生活している皆さんが本当にうらやましいです」。都会で暮らす中で、秦野の魅力を再確認し、もっと多くの人に知ってほしいという感情が生まれたという真矢さん。この先のマイクパフォーマンスではきっと、ふるさとの話題でライブ会場を沸かすことだろう。

問い合わせ:広報広聴課
【電話】82-5117

       

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