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上下水道特集号 みんなで支える上下水道の明るい未来(2)

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神奈川県秦野市

■上下水道の明るい未来を築いていくために
水道料金および下水道使用料収入が減少するなか、施設の大量更新時代においても、安定的な経営基盤を維持するため、次のとおり水道料金および下水道使用料を見直します。

◆見直しの内容

◆改定日と新料金の適用
当初の計画では令和3年4月に改定する予定でしたが、新型感染症による市民生活などへの影響に配慮し、2年後の令和5年4月に先送りすることで検討を重ねてきました。しかし、経済活動が復調段階の中で、今度は物価高騰の問題に直面したことから、さらに半年間先送りし、令和5年10月を改定日としました。
なお、水道料金や下水道使用料は、使用した水量を2カ月に1回の奇数月または偶数月の検針に基づき算定しています。新料金の適用は、奇数月検針の場合は、11月検針分(10月使用分)から、偶数月検針の場合は、12月検針分(10月、11月使用分)からとなります。

◆上下水道料金早見表

※水道料金および下水道使用料ともに51立方メートル以降も差額は変わりません。

◆近隣他市との比較

※1カ月あたり税込み/一般家庭で20立方メートル使用した場合(水道は口径13mm/下水は一般汚水)

改定後の本市の上下水道料金の合計額は、県下19市の平均と同程度になりますが、水道料金は低く、下水道使用料は高い料金水準といえます。
そのような料金水準となっている理由は次のとおりです。
○水道料金
・地理的特性上、標高差を活かして多くの水を自然流下で配水できるため、配水にかかる費用が低く抑えられる。
・地下水が豊富なことから、河川水に比べて浄水にかかる費用が低く抑えられる。
○下水道使用料
・市内で発生した汚水の大半は、小規模な処理場で処理しており、大規模な処理場で複数の市町が合同で処理する他の市町と比べ、処理にかかる費用が膨らむ。

◆水道料金減額との関係
現在、令和4年10月検針分から半年間の水道料金を半額とする減額措置を実施しています。これにより、水道料金収入は一時的に減収となりますが、その減収分は国庫補助金や一般会計の財政調整基金で補てんされます。
一方、今回の料金改定は、令和5年度から令和8年度までの4年間における財源不足分を補うものであるため、減額措置に伴う減収分を補てんするものではありません。

市ホームページで改定後の上下水道料金の試算ができます。
また、よくある質問も掲載していますので、ご確認ください。
【HP】https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1670399925801/index.html
『秦野市上下水道料金』で検索

問合せ:上下水道局 経営総務課
【電話】81-4113
【FAX】82-6552
【メール】keiei-s@city.hadano.kanagawa.jp

       

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