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今月のはだの浮世絵コレクション

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神奈川県秦野市

■歌川広重「名所江戸百景 目黒元不二」

今回は、風景画を確立した歌川広重の集大成ともいえる作品を紹介。
江戸時代後期、「富士講」という御利益を授かりに富士山への登山が流行した中、体力に自信がない人や女性でも同じ御利益を得ることができるように、江戸の各所に富士塚と呼ばれる人工の山が作られました。
この「目黒元不二」は約12mの高さで、富士山や丹沢山塊も望むことができたそうです。幕末の動乱を感じさせない、ゆったりとした日常が描かれた1枚です。

問い合わせ:文化振興課
【電話】86-6309

       

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