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連載企画 はだの浮世絵&Miyanagaコレクション

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神奈川県秦野市

はだの浮世絵ギャラリーと宮永岳彦記念美術館の市所蔵作品を通じて、作品の時代背景や裏話を紹介します。

●今も昔も楽しい花見のうたげ
◎三代歌川豊国「雪月花之内 はな(源氏絵)」
江戸時代に流行した「源氏絵」。「源氏物語」の主人公「光源氏」を、足利義政の息子「足利光氏」に置き換えた物語「偐紫田舎源氏」を題材にした浮世絵です。
この作品も、源氏絵の一つ。光氏と思われる人物や、桜の花の咲き誇る美しい庭で花見を始めようと縁台を準備している様子などが描かれ、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

◇〈図書館〉はだの浮世絵ギャラリー展示企画
《浮世絵に描かれた江戸の物語》
現代にも受け継がれている江戸の物語を描いた作品を展示します。
とき:3月19日(土)~5月15日(日) 午前9時~午後7時(火曜日、祝日は午後5時まで)
※図書館休館日を除く

《専門スタッフが作品を解説ギャラリートーク》
とき:4月15日(金) 午後2時~2時半
定員:20人(申し込み先着順)
申し込み:3月4日(金)~

●映画の一場面を生き生きと
◎Invitation to screen and popular music 昭和44年
上は映画「マイ・フェア・レディ」、下は「昼下がりの情事」のオードリー・ヘプバーン。華やかな帽子やチェロを演奏する描写からは、映画のワンシーンが浮かび、流れていた音楽が聞こえてくるような臨場感が感じられます。ポスターや表紙画で技量を培った宮永は、女優や歌手をクールでスタイリッシュに描きました。宮永の代名詞である美人画とは趣の異なる画風に、多彩な才能がうかがえる作品です。
※ポスターについては広報紙3ページをご覧ください。

◇宮永岳彦記念美術館展示企画
《宮永岳彦 たまゆら 昭和を想う》
商業デザインから純粋絵画まで、広く活躍した洋画家の宮永氏が手掛けたレコードジャケットを中心に展示します。
とき:3月16日(水)~9月25日(日)

◎詳しい解説やバックナンバーはこちら
・はだの浮世絵コレクション
・Miyanagaコレクション
※詳細は広報紙3ページの二次元コードをご覧ください。

問い合わせ:文化振興課
【電話】86-6309

       

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