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上下水道特集号(1)

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神奈川県秦野市

■身近だけど意外と知られていない「上下水道の世界」
もっと知ってもらいたい!!
秦野市の上下水道事業~トリビア~
『おいしい秦野の水と清らかに輝く名水の里ひきつごういつまでも』
-「はだの上下水道ビジョン」の基本理念-

上下水道局では、先人から受け継いできた豊富な地下水や、里地里山などの貴重な財産を未来へ引き継ぎ、上下水道事業を将来にわたって守り続けていくために、令和3年3月に上下水道ビジョンを策定し、基本理念実現のため、将来を見据えた財政計画と施設整備計画に基づき事業を進めています。
今回は、私たちの生活にとって身近であるにもかかわらず、日頃、知る機会が少ない、上下水道事業について、みなさんに関心を持っていただくきっかけとなるように、トリビア(豆知識)形式で情報をご紹介していきます。

●上下水道事業トリビア 水道事業編
◇その(1) 秦野市の水道は今年で131周年
本市の水道は、明治23年3月に水道の必要性を認識した住民が主体となって創設した、「曽屋水道」を発祥としています。これは。全国的にも極めて早く、県内では横浜に次ぐ2番目の早さでした。

《歴史的な価値が高く評価されています》
・平成29年 国登録記念物(遺跡関係)に登録
・令和2年 公益社団法人土木学会の選奨土木遺産に認定

◎曽屋水道創設期の浄水工場→現在の曽屋水道記念公園
当時の住民たちが、住民たちのために造り上げた「汗と涙」の結晶であり、本市の貴重な財産です。
※詳細は広報紙の写真をご覧ください。

◇その(2) 水道管路の総延長距離は約728km
本市の水道管路の延長は、約728kmあり、本市から本州最北端の青森県大間町までの直線距離に匹敵する長さです。
《導水管》
45.6km(取水場から浄水場又は配水場を結ぶ管)
直径最大40cm
《送水管》
24.5km(浄水場または県水受水施設から配水場を結ぶ管)
直径最大70cm
《配水管》
657.6km(配水場と各家庭を結ぶ管)
直径最大60cm
※令和2年度末現在

◇その(3) 水道水の原料は約7割が地下水
県内で唯一の盆地を形成している本市を囲む豊かな森林は、盆地の地下に豊富な地下水をもたらし、その量は芦ノ湖のおよそ4倍となる約7億5000万立方メートルと推定されています。
本市の水道事業は、この豊富な地下水を水道水として活用しており、水道水の約7割が地下水で賄われています。

◎水源別取水量の内訳
・地下水 71%
・河川水 6%
・県水 23%
令和2年度結果

《秦野市の水道水が安くておいしい理由》
地下水は非常にきれいなため、浄水に係る費用を少なく抑えることができます。
また、地下水は一年を通じて温度が一定であることから、夏は冷たく、冬は温かく感じるので、飲み心地が良いです。

問い合わせ:上下水道局 経営総務課
【電話】81-4113
【FAX】82-6552
【メール】keiei-s@city.hadano.kanagawa.jp

       

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