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女子野球先進都市へ

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神奈川県秦野市

女子野球の普及や地域活性化などを目的に、今年、秦野市が(一社)全日本女子野球連盟から「女子野球タウン」に認定された。これは県内の自治体では初めてのこと。これを記念して、今月11日(日)には同連盟から認定書が授与される。
女子野球タウンになると、市は同連盟から、野球教室やセミナーへのサポート、女子日本代表の有名選手を招いたイベントの開催、全国規模の大会の誘致などの支援が受けられる。こうした支援を通じて、秦野の女子野球のさらなる指導力の向上やノウハウの共有が可能となる。
この認定を後押ししたのは、はだのふるさと大使の加藤優さん。元女子プロ野球選手で、女子野球界をけん引してきた加藤さんは、市が行った同連盟へのプレゼンテーションに同席するなど、認定に向けたさまざまな場面に精力的に携わった。「屋台があって試合も見られる『女子野球祭り』みたいなイベントをやるのが夢なんですよ」と秦野の女子野球の未来に期待をにじませる。
今回の認定を機に、市は女の子も気軽に野球に触れられる環境づくりなど、これまで以上に女子野球の輪を広げられるよう取り組みを進め、多くの野球女子が集まる「女子野球先進都市」を目指していく。

加藤優さんが立ち上げた女子野球塾の塾生と加藤さん。塾生は「教え方が分かりやすくて野球がホントに楽しい」「将来はプロ野球選手になりたいな」と目を輝かせる。約半数は市外からの参加者で、中には相模原や茅ヶ崎から通う塾生もいる。
※写真は本紙表紙をご覧ください。


秦野の女子野球タウンのロゴマーク。東海大学の小金澤菜月さん(芸術学科3年)が作成した。市内の女子野球選抜チーム名に「桜」が付くことや、「桜のまち秦野」をイメージしてデザインされた。女子野球タウンはだののPR活動に活用する。

問合せ:スポーツ推進課
【電話】84-2795

       

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