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総括質疑(1)

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神奈川県秦野市

令和6年度の決算審査における総括質疑は9月9日に各会派の代表5人により行われました。(質問者の文責により、質問と答弁の要旨を掲載)
なお、各議員の記事にある二次元コードを読み込むと、総括質疑の動画を視聴できます。(通信費は利用者の負担となります。)
※要望は「要」と記載しています。

■中村 知也(志政会)
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1748

◆市民の安全・安心な生活を守れ
○特殊詐欺対策について
[問]青パトによる特殊詐欺に関する取り組みと効果はどのようか。
[答]警察OBの地域防犯専門員が、青色防犯パトロール車で市内を巡回している。令和6年度は5年度と比べ、被害額はやや増加したものの、被害件数は51件から25件へと半減した。
[要]被害件数は半減したが1件当たりの被害額は倍増している。現状の対策に加え、AIにより高度化した詐欺による被害の未然防止についても、できる限りの対応を要望する。

○庁舎環境の整備について
[問]耐用年数を迎えるまでの間、どのように維持管理を進めていくのか。
[答]適時・適切な修繕や更新を行い、計画的な維持管理に努める。
[要]設備更新は計画的かつ無駄なく実施してほしい。また、令和6年6月の「市役所庁舎における今後の在り方に関する決議」を踏まえ、早急な建て替えの検討と基金積立の推進を要望する。

○新型コロナワクチン接種について
[問]新型コロナワクチン接種に対する今後の考え方はどのようか。
[答]まれに健康被害につながることもあるため、ワクチン接種のリスクを踏まえ、一人一人が接種の是非を適切に検討・判断できることが重要であると考える。
[要]市民の安全・安心な暮らしを守るため、市長自ら常に関心を持ち、不利益や利益に関する情報を偏りなく広く聴取してほしい。また、健康被害の認定や報告など、接種推進に対し不利な情報であったとしても、事実に基づくものであれば、迅速かつ誠実に市民に発信してほしい。

■小山田良弘(創和会・市民クラブ)
【HP】
https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1766

◆貴重な税金 着実な成果を
○信頼される市役所改革について
[問]職員(ひと)づくり基本方針改定の重要なポイントを伺う。
[答]デジタル人材の育成、ワークライフバランスの実現、経験豊かな職員の活用である。
[要]職員は市のイメージや満足度に大きく影響する。業務における自覚を促すよう要望する。

○インター周辺の土地区画整理事業について
[問]戸川土地区画整理事業における企業誘致の状況を伺う。
[答]西側の8ヘクタールの街区への進出を希望している製造事業者と令和7年度中に売買契約が締結できるよう調整している。
[要]新東名高速道路の全線開通の効果を享受するため、都市計画道路菩提横野線や矢坪沢の整備とともに、戸川土地区画整理事業の企業誘致も進めてほしい。

■大塚 毅(創和会・市民クラブ)
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1767

◆未来の子どもたちへの投資
○令和6年度決算における費目別比率の考えについて
[問]過去4年間の決算では、教育費の比率は7〜8%となっている。現状の費目別比率への考えはどのようか。
[答]比率のみで充実度は測れないが、教育施策には特に力を注いできた。教育という将来への種まきが、本市の持続可能な発展につながると考える。
[要]「未来の子どもたちへの投資」と考えて、教育費の充実を図ってほしい。

ほか、商工費3問、消防費2問、教育費5問を質問した。

■田中めぐみ(ともにつくる秦野)
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1767

◆市民に投資する施策へ転換を
○災害や犯罪に強いふるさとづくりの推進について
[問]避難行動要支援者システムを活用した個別避難計画作成の課題はどのようか。
[答]個人情報の取り扱いに課題があり、防災部門と福祉部門が連携した支援が必要である。
[要]市民が個別避難計画を作成できるよう、明確なガイドラインの策定を求める。

○市民総ぐるみによる学校給食の推進について
[問]学校給食におけるアンケートの実施に対する見解はどうか。
[答]生徒向けアンケートは実施しておらず、引き続き検討する。
[要]子どもたちの声を反映したアンケートの実施を求める。

○幼児教育・保育の質の充実について
[問]取り組みの成果と課題はどのようか。
[答]幼児教育施設と小学校をつなぐ教育相談(就学相談)の充実により、相談の機会が拡充した一方、保育士の事務負担の増加が課題である。
[要]本市のこども政策を推進し、かつ少子化対策を講じていく上で、一丁目一番地の取り組みになる幼児教育・保育の質のガイドラインの早期策定を求める。

■間地 薫(公明党)
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1769

◆市民に寄り添った支援を
○地域医療体制について
[問]休日夜間急患診療所の混雑時の対応は。
[答]臨時駐車場の開放や、本市と医師会のホームページで診察の待ち状況を案内している。
[要]混雑状況をより分かりやすく表示するほか、こども電話相談#8000の周知をしてほしい。

○不登校児童・生徒について
[問]不登校支援は一部の児童・生徒しか利用できていないと感じるが、現在の取り組み状況は。
[答]第3の学びの場として、はだのっ子eスクールの開設や、市内の全中学校区に校内教育支援センターを設置した。今後もオール秦野で取り組んでいく。
[要]予算をしっかり確保し、支援の選択肢を増やしてほしい。

○福祉サービスの支援について
[問]サービスの内容や支援自体を知らない市民への対応は。
[答]※アウトリーチ事業を通じて寄り添った支援を行っている。

《用語解説》
※アウトリーチ事業…関係機関と連携し、福祉的な課題を抱えながらも必要な支援が届いていない人を見つけて支援を届けること。

       

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