■子どもに優しい発達支援、地域ぐるみの鳥獣被害対策、戸川に優良企業誘致を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1685
創和・市民 小山田 良弘
●一 子どもの発達支援について
[問]平塚市は、独自で5歳児健診を行っているが、本市はどうか。
[答]国のマニュアルでアンケート形式も示されているので、さまざまな方法を検討し進めていきたい。
[問]関係者間で医療情報などの共有をすべきであるが、どうか。[答]平塚市と同様にサポートファイルを作成し、共有している。
[問]障害の有無に関わらず、子どもに関する相談や支援などの窓口を一本化してほしいがどうか。[答]利用しやすく、最適で効果的な移管の可能性を検討していく。
[要望]子どもに対してきめ細かく、優しい取り組みを進めてほしい。
●二 農業支援について
[問]鳥獣被害対策は、どのようか。
[答]捕獲、防除、環境整備の3つの取り組みを総合的に進めている。
[要望]地域の安全性確保の観点から、里地里山整備などを地域の課題と捉え取り組みを進めてほしい。
●三 戸川土地区画整理事業と関連事業について
[問]現場事務所ができ工事が始まるが、通学路の安全対策はどうか。
[答]朝の通学時間帯の車両通行は行わず、市道51号線拡幅工事では、歩行者専用の迂回路を設置する。
[問]企業誘致に期待することや、将来のビジョンはどのようか。
[答]雇用の創出や地域経済の活性化、災害時の支援などに期待し、生産工場などの工場見学や地域交流ができる優良企業を誘致したい。
■市民の幸福度が増すことを望む
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1686
創和・市民 大野 祐司
●一 地域幸福度(WellBeing)指標の利活用について
[問]世界保健機関(WHO)が、「個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される」と紹介しているウェルビーイングは、「主観的ウェルビーイング」と「客観的ウェルビーイング」の2種類に分けられる。教育面や企業活動をはじめ、政府においても各省庁が各分野で国民のウェルビーイングを定期的に測定し、目標と照らし合わせて取り組みを推進するなど、多方面で利活用され、ポストSDGsとも言われている。その考え方や指標を総合計画に位置付け、政策立案に活用する考えはないか。また職員研修を実施することで、理解を深められると思うがどうか。
[答]ウェルビーイングの考え方に基づく指標の設定は、既に施策に活用している他自治体での評価や課題なども調査しながら検討していく。総合計画後期基本計画は、はだの2030プランの集大成として、本市都市像の実現に向け、実効性のある計画となるよう、全庁を挙げて取り組んでいく。また、職員研修については、職員が学ぶ機会をつくることは非常に重要であると考えるので、他組織の状況の把握に努め、政策形成研修でウェルビーイングの概念を取り入れるなど、研修プログラムの在り方について検討する。
■秦野市の魅力の効率的な発信を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1687
公明党 中村 英仁
●一 本市の本物の魅力について
[問]本市は丹沢の山々に囲まれ、自然豊かで暮らしやすい街だと思うが、市民にも市外の人々にも秦野の魅力を伝えきれていないと感じる。シンプルなブランドイメージを確立させ、皆で共有し、周知していくことが必要だと考えるが、どうか。
[答]秦野らしさを明確に打ち出し、ブランドイメージを確立することが重要だと考える。秦野といえば表丹沢というイメージを持ってもらうために、「OMOTAN」ロゴマークを作成し、情報発信に取り組んでいる。「OMOTAN」の認知度向上と、ブランド化を確立し、秦野といえば表丹沢としていきたいと考えている。
[問]本市の魅力の一つである、日本一の水を観光の目玉としてPRするために、新東名高速道路秦野丹沢SAでの活用や、ウォーターサーバーを設置し、観光客に利用してもらうなどの工夫が必要だと考えるが、どうか。
[答]新東名高速道路秦野丹沢SAへの親水施設の設置や、名水スポットの整備、ウォーターサーバーの設置を行うなど、ストーリー性を重視した施策を検討している。
[要望]本市の良さを市民や市外の人々にもっと知ってもらうために「OMOTAN」=秦野となるよう、関係各所と連携して統一的なPRを行い、観光や移住に結び付けてほしい。
■「誰一人取り残さない教育」の実現を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1688
ともにつくる 桑原 昌之
●一 不登校児童生徒の現状と課題について
[問]令和5年度の不登校児童生徒の現状はどのようか。
[答]小学校では4年度と比較し、20・5%増の182人、中学校では5・1%減の187人となり、小・中学校の合計では6・0%増の369人であった。
[問]不登校児童生徒に対する取り組みはどのようか。
[答]これまでも教育支援教室「いずみ」や、学校内外の関係機関などから支援を受けていない児童・生徒が大きな課題であると判断し、訪問型個別支援教室「つばさ」で支援してきた。さらに、新たな学びの場として、6年8月にはオンラインを活用した「はだのっ子eスクール」を開設した。今後も、児童・生徒や保護者の声に耳を傾ける取り組みを進めていく。
[問]新たな学びのスタイルの進捗はどのようか。
[答]「学びの基盤プロジェクトは最大の不登校対策である」と位置付け、全ての子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指し、各校と協働して取り組んでいる。
[要望]早期に全ての子どもを包摂する学校へ転換すること。市費による非常勤講師などを採用し、教職員の人的充実を図ること。こども健康部と教育部の連携強化を図り「誰一人取り残さない教育」の実現に向けて取り組んでほしい。