■市民に事実を周知せよ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1678
志政会 中村 知也
●一 予防接種について
[問]新型コロナワクチンの現時点の国の健康被害救済制度の認定件数は、8501件で、死亡認定は915件である。本市の申請状況に変化はないか。また、名古屋大学名誉教授小島勢二氏の調査によると、インフルエンザワクチンと比較して、新型コロナワクチンの接種で死亡する確率は50倍との調査があるが、本市のインフルエンザワクチン予防接種による過去の健康被害の発生件数はどのようか。
[答]令和4年度から現時点までの間に申請件数12件、認定件数9件、否認1件、認定待ち2件、相談中3件のうち、1件が調査委員会に進んだ。本市の高齢者インフルエンザワクチン予防接種の健康被害はこれまで申請、認定共にない。
[問]早ければ7年の秋にはインフルエンザmRNAワクチンが実用化される。新型コロナワクチンで多くの健康被害が起きていることを知る国民の数は増えたが、多くの市民はmRNAワクチンと今までのワクチンとの違いを理解していないことが問題である。後悔のない選択ができるよう、手助けをする必要があると思うが、インフォームドコンセントの取り組み状況と効果はどのようか。
[答]各医療機関に呼びかけ、被接種者に十分な説明を行い、理解してもらった上で接種している。
[要望]大阪府泉大津市のように事実に基づく情報を周知してほしい。
■人体に有害な有機フッ素化合物、汚染源の究明と汚染対策を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1679
ともにつくる 古木 勝久
●一 名水を通じた水環境の取組について
[問]令和4年11月に本市の地下水から暫定目標値を超えた有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))が検出されたと報道があった。発生から2年が経過したが、いまだに汚染の発生源が究明されていない。全庁的な取り組みが必要ではないか。
[答]継続的な監視モニタリングによる水質検査の結果を定期的に公表するなど、正確な情報発信をすることが市民の安全・安心につながるものと考えている。
[意見]7年11月8日に、本市で「名水サミットinはだの」が開催される。これを契機に、市民と一緒に全庁的な取り組みで良好な水環境をつくっていくべきである。
●二 広報広聴について
[問]「秦野市広報広聴規則」では「広報はだの」の配布先は「市内の全世帯」とあるが、令和6年10月1日の本市の世帯数は約7万3千世帯、「広報はだの」の配布数が約3万9千部で全体の53%である。東、西、南、北、本町、上、大根、鶴巻の8地区で、地区ごとの配布数を把握しているか。
[答]全体の部数は把握しているが、個別地区の配布数は把握していない。今後も一人でも多くの市民に届けられるよう検討していく。将来的にはデジタル版「広報はだの」やホームページを主軸として、補完する形で紙の広報紙を届けていくことも考えている。
■薬物乱用・闇バイトの阻止と防犯灯とベンチで安心な街を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1680
創和・市民 阿蘇 佳一
●一 安全で安心して暮らせるまちについて
[問](1)大麻の検挙者は、6703人で73%が30歳未満、市販薬の乱用経験がある高校生は約60人に1人だが対策は、(2)若者が関わっている闇バイトの抑制は、どうか。
[答](1)薬物乱用の恐ろしさを早期に認識してもらうよう取り組む。(2)市民の安全意識の高揚と、警察や防犯団体との連携強化を図る。
●二 子どもの命と未来について
[問](1)本市の不登校の状況と対応は、(2)通学路の整備要望に対する対応は、(3)年間6億円かかるが学校給食を段階的にでも無償化してほしいと考えるが、どうか。
[答](1) 令和5 年度は、小学生182人、中学生が187人で増加傾向にあるため、不登校対策の戦略の見直しを図った。(2)関係各課で連携しており、3年度126件、4年度96件、5年度50件と減少し、改善が進んでいる。(3)物価高騰など社会変化も注視しながら、総合的に判断していきたい。
●三 高齢者の生きがいについて
[問]秦野あづまライオンズクラブは鶴巻温泉駅・東海大学前駅に計6脚ベンチを寄付したが、「みんなのベンチプロジェクト」の実績や今後の取り組みはどうか。
[答]令和4年度、大根地区に3脚、5年度、下大槻団地に2脚設置し、今後も高齢者などが安心して外出できるよう、社会福祉協議会やボランティアと連携して取り組む。