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議案審議

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神奈川県秦野市

(議案審議は本紙1面にも掲載)

■物価高や感染症対策のための補正予算を可決
▽議案第28号 令和6年度秦野市一般会計補正予算(第1号)を定めることについて

〈提案理由〉
物価高の影響を受けている市民などの負担を軽減するため、国の地方創生臨時交付金を活用し、定額減税補足給付金給付事業などを実施するもの。このため、歳入歳出それぞれ19億8917万4千円を追加するもの。

〈補正予算の概要〉
○定額減税補足給付金給付事業
物価高の負担を軽減するために実施する所得税および個人住民税所得割の定額減税に合わせて、それぞれの課税額が定額減税可能額に満たない者に対し、その差額の合算を1万円単位で切り上げた額を給付するもの。
○低所得世帯支援給付金給付事業
物価高の負担を軽減するため、令和6年度に新たに住民税が非課税または均等割のみ課税となる世帯に対し、1世帯当たり10万円を給付するもの。合わせて、扶養する18歳以下の子ども一人当たり5万円を給付するもの。

〈採決の結果〉
本会議 原案可決(賛成全員)

▽議案第29号 令和6年度秦野市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて

〈提案理由〉
感染症対策事業費などの4事業に、歳入歳出それぞれ3億8432万6千円を追加するもの。

〈補正予算の概要〉
○感染症対策事業費
予防接種法の一部改正に伴い、高齢者などを対象とした新型コロナウイルスワクチン接種事業を実施するもの。
○インクルーシブな学校運営モデル構築事業費
国からの委託を受け、末広小学校において、県立秦野支援学校と連携し、インクルーシブ教育のモデルを構築するもの。
○訪問型個別支援事業費
県からの委託を受け、不登校対策のさらなる充実を図るため、デジタルフリースクール「(仮称)はだのっ子eスクール」の設立に向けて、不登校の児童・生徒用のタブレット端末を整備するとともに、不登校の未然防止につながるデジタル教材を導入するもの。
○幼稚園施設改修事業費
令和7年4月1日から、公私連携幼保連携型認定こども園の運営を予定する社会福祉法人に、ほりかわ幼稚園の旧園舎を譲渡するに当たり、劣化により不具合が生じていた受水槽などの撤去工事を実施するもの。

〈付託委員会〉
予算決算常任委員会

〈採決の結果〉
委員会 原案可決(賛成全員)
本会議 原案可決(賛成全員)

■市役所庁舎における今後の在り方に関する決議を可決
▽議提議案第2号 市役所庁舎における今後の在り方に関する決議について

〈提案理由〉
今後の市役所庁舎の在り方に関する具体の検討を進め、市民および議会に方向性を示すとともに、建て替えなどの時期に備え、必要な資金を基金として積み立て、将来的な財政負担の軽減を図ることを求めるため、決議するもの。

〈本会議での主な質疑〉
[問]決議の提出に当たり、市民や市内事業者の意見をどのように把握・分析したのか。
[答]これまで市民から窓口の混雑や施設の老朽化に係る指摘があり、市民サービスの低下にもつながることから提出したものである。
[問]デジタル化が進んでいる中、庁舎の規模などをどのように考えているか。
[答]デジタル化が進んでいる今だからこそ、庁舎の在り方に係る議論を進めるべきであると考える。

〈本会議での反対討論〉
この決議は、具体的な議論がなく、市民に非常な痛みをもたらすものであることから、反対する。

〈本会議での賛成討論〉
今後の在り方に関して、具体の検討を進めるとともに、必要な資金を積み立てることは重要であるため、賛成する。

〈採決の結果〉
本会議 原案可決(賛成多数)

議会中継(生中継・録画中継)公開しています。
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/

       

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