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一般質問(1)

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神奈川県秦野市

一般質問は、6月18日、19日、20日の3日間で行われ、20人の議員が登壇しました。
一般質問は、2面から5面に掲載しています。(質問者の文責により、質問と答弁の要旨を掲載しています。)
各議員の記事にある二次元コードを読み込むと、一般質問の動画を視聴できます。(通信費は利用者の負担となります。)

■一歩前進 スマートインターチェンジを生かしたまちづくり
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1628

志政会 相原 學 議員

●一 戸川土地区画整理事業と周辺の整備について
[問]秦野丹沢スマートインターチェンジ周辺で新たな産業系まちづくりがスタートしたが、秦野市戸川土地区画整理組合の設立認可から現在までの事業の進捗状況はどのようか。
[答]令和6年4月21日に組合の第一回総会が開催され、役員(理事7人、監事3人)、組合を運営するための規定、6年度収支予算、業務代行者などが決定された。5月29日に権利者に向けた説明会が開催され、地域住民に喜んでもらえる事業となるよう、事業推進に当たっていくと決意表明があったほか、地区計画案が説明され、組合としての方針が示された。
[問]新理事長も決まり、組合の体制も一新されたが、事業を円滑に進めるためには、権利者や地域の機運の高まりが重要と考える。現在の機運はどのようか。
[答]認可後、業務代行者が中心となって権利者との調整を進めている。現地には事業に対する要望を描写した看板があったが、このうち数枚は撤去され、新たな戸川のまちづくりに対する機運は徐々に高まっていると考える。
[要望]豊富な経験やノウハウを戸川地区の事業に生かし、同時に着手されている矢坪沢水路整備事業、都市計画道路と三位一体で事業が成功するよう、しっかりと取り組んでほしい。

■市民の安全・安心を最優先した啓発と対策を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1629

創和・市民 福森 真司 議員

●一 薬物乱用防止啓発活動について
[問]薬物乱用防止に対する啓発活動と、子どもたちへの健康教育としての市内小・中学校での取り組み状況はどのようか。
[答]薬物乱用を他人事ではなく、自分事として認識できる啓発活動への取り組みを関係団体と連携して行うとともに、市が行っている相談窓口の発信も行う。学校においては、第6次薬物乱用防止5か年戦略に基づき市内18校において薬物乱用防止講演会を実施する。
[要望]薬物乱用は、社会という大きな船に開いた穴に流れ込む水のようなもので、放置すれば船は傾き沈む。対策として、穴を塞ぐための警察・行政・関係団体との連携、穴が開かないようにするための啓発活動が重要。薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に薬物乱用防止の輪を広げてほしい。

●二 大規模災害に対する備えについて
[問]災害時の応急給水や応急復旧はどのようか。
[答]上下水道の早期復旧につながるよう業務継続計画の見直しを行うとともに、衛生面などの環境整備を含め、さらなる強化に努める。要望 未曾有の災害に備え、食料や飲料水の備蓄と併せて、携帯トイレの重要性についての周知と啓発を行うとともに、水道復旧には秦野市管工事業協同組合・指定工事店との連携強化に努めてほしい。

■監査委員が十分に機能しているか調査せよ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1630

無所属 吉村 慶一 議員

●一 職員手当支給に関する規則違反と監査について(その2)
[問]令和5年に発覚した職員の通勤・住居手当の不正受給は、自主的返済総額約1千万円、処分された者は10人だったが、管理職が規則どおりに事後確認をしていなかったことが原因だった。また、年額約40億円もの職員手当の支給が、長期にわたり監査の対象にされてこなかったことも一因であった疑いがある。そもそも、過去において実施された監査の記録は短期間で廃棄されており、過去の監査をさかのぼって調査することすらできない状況である。第三者委員会を発足させて、監査委員が十分に機能しているか調査する必要があると思うがどうか。
[答]地方自治法上、監査委員は独立した執行機関であり、監査委員を評価する規定はないので、市が直接評価することは考えていない。ただし、補助人員を増やすことにより、その機能を強化することは、市長の権限で可能となっている。
[意見]答弁者として議場に代表監査委員の席がある市も多く、それらの市では監査委員が議会の監視を受けているのではないか。また監査委員を常勤にすることや、外部監査(包括外部監査契約による監査)を導入することも、地方自治法上、可能になっている。広く世間を見て、今の監査委員の在り方を評価し、改善していくべきである。

■全国に誇れる八重桜への支援を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1631

志政会 風間 正子 議員

●一 経済振興と雇用施策について
[問]地域経済をさらに発展させていくために、単一自治体としてだけでなく、公益の視点を持った経済振興施策を進めていくことが重要と考えるが、今後の取り組みはどのようか。
[答]企業誘致、雇用の確保・創出といった面において、広域連携の視点が必要になるため、今後、工業振興計画の見直しなど、検討を進めていく。
[要望]企業誘致、観光振興、関係人口の創出など、幅広い経済の分野で、広域での取り組みを前進させてほしい。

●二 産後ケア事業の充実について
[問]本市は、アクアベルクリニックと連携協定を結んでいるが、産後ケア事業の取り組みはどうか。
[答]日帰り型・訪問型に加え、令和6年1月から宿泊型の産後ケアを開始し、タイプ別の活用例を作成するなど、周知に努めている。

●三 八重桜に対する支援について
[問]日本一の出荷量を誇る千村の八重桜を消失させないために、後継者となる担い手への支援が必要であるが、考えはどのようか。
[答]補助労働力となる援農ボランティア制度や、収穫体験をしてもらうはだの農業満喫CLUBの制度を活用することで、人手が必要な摘み取り作業を支援できる可能性があると考えている。
[要望]加工施設整備の支援も併せて行ってほしい。

会派の表記について…「創和会・市民クラブ」は略称として「創和・市民」と表記しています。

       

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