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施政方針に対する代表質問(1)

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神奈川県秦野市

定例月会議初日に示された市長の施政方針や令和6年度予算に対して行う「代表質問」は、2月29日、3月1日の2日間にわたり、各会派の代表5人により行われました。(質問者の文責により、質問と答弁の要旨を掲載)
各議員の記事にある二次元コードを読み込むと、代表質問の動画を視聴できます。(通信費は利用者の負担となります。)

■将来の秦野の発展に向けて各施策の確実な推進を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1604

志政会 高橋 文雄

●一 2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組について
[問]本市の地域資源や特性を生かした取り組みで地球温暖化を解決すべきと考えるが、見解はどうか。
[答]森林資源の循環促進などで本市特有の取り組みと技術革新の融合を図り、市民や事業者に具体的な手段を示しながら対策を進める。

●二 障がい者等への支援について
[問]パラスポーツの普及に向けた今後の取り組みはどのようか。
[答]プログラムを充実させ、幅広い周知に努め、交流機会を増やす。

●三 災害や犯罪に強いふるさとづくりの推進について
[問]上下水道の供給は災害時の市民生活に直結するが、管路の耐震化の今後の取り組みはどのようか。
[答]医療機関に供給する管路や、緊急輸送路などの管路耐震化を図り、災害に強い施設整備を進める。

●四 安心して妊娠・出産できる環境づくりの推進について
[問]令和6年度の産後ケア事業の拡充と、先進医療に対する不妊治療費助成事業の内容はどのようか。
[答]産後ケアを一部公費で利用する回数を3回から7回へ拡充する。上限額5万円とし、不妊治療の先進医療に要した費用を助成する。
[要望]市民ニーズを的確に捉え、子育て支援の充実に努めてほしい。

●五 学力向上施策の推進について
[問]学力向上には教職員が子どもと向き合う時間の確保が必要だが、部活動の地域移行による教育環境の改善について、考えはどうか。
[答]地域移行により教職員が教材研究の時間に充てられるなど教育水準の改善につながると期待する。

●六 渋沢丘陵を生かしたにぎわい創造の推進について
[問]さまざまな活用が想定されるが、渋沢丘陵一帯の包括的な土地利用の検討はどのようか。
[答]環境と共生した土地利用を都市計画に位置付け、一帯の地域活性化につながる活用の可能性や課題を洗い出しながら検討を進める。

●七 地域特性を生かした企業誘致の推進について
[問]戸川地区の産業拠点の整備について、事業の推進に必要な合意形成を踏まえた取り組みはどうか。
[答]土地区画整理組合設立を目指し、地権者の要望などを反映して事業計画を練り上げた。円滑な事業の推進や優良企業の誘致に向け、今後も地域の声を大切に取り組む。

●八 国道246号バイパス渋沢インターチェンジ(仮称)へのアクセス道路渋沢小原線について
[問]渋沢小原線の整備実現が国道246号バイパスの早期事業化を訴えるポイントになると考えるが、現在の取り組みはどのようか。
[答]整備主体である県と継続的に意見交換を行い、課題を整理しながら整備の要望をしている。

●九 公共施設再配置の推進について
[問]今後、耐用年数を迎える主要な公共施設の更新について、令和6年度の取り組みはどのようか。
[答]地域と考える将来の学校施設の整備指針の策定や、他の公共施設も順次地域と意見交換する。
[要望]施設を適切な時期に建て替えるよう着実に取り組んでほしい。

■ふるさと秦野の輝く未来へ向けた取組を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1605

創和会・市民クラブ 福森 真司

●一 市長の政治姿勢について
[問]これまで重点的に取り組んできた「住んでみよう・住み続けよう秦野みらいづくりプロジェクト5つの誓い2022」の実現へ、思いはどのようか。
[答]表丹沢の魅力づくりと小田急線4駅周辺のにぎわい創造に向け、企業誘致、にぎわいを生む交流拠点の整備、中心市街地の活性化に取り組んでいく。また、子育て支援策を充実・強化させ、誰もが秦野で安心して妊娠・出産・子育てができるような取り組みを着実に進め、魅力あふれる「全国屈指の森林観光都市」を目指していく。
[要望]ふるさと秦野の輝く未来へ向けたまちづくりについて、その歩みを加速させてほしい。

●二 安心して妊娠・出産できる環境づくりの推進について
[問]新たな産科有床診療所の開設により、周産期医療や女性と子どもの健康維持増進がさらにサポートされることを期待するが、今後の展開はどのようか。
[答]産後ケア事業など、さまざまな子育て支援施策に取り組みながら、令和6年度は、公費負担を拡充し、安心して妊娠・出産できる環境づくりをさらに推進していく。
[要望]分娩業務、妊娠・出産の環境整備には、民間の力が必要と考える。関係機関と情報を共有し、公民連携で取り組んでほしい。

●三 電子地域通貨の導入について
[問]市民、市内の事業者、行政が事業の目的を共有することが必要な電子地域通貨について、今後の展開や導入時期はどのようか。
[答]市民や商業者など、本市に関わる人に事業の効果や魅力を十分に周知し、関係機関と連携して機運を高め、年末の導入を目指し、着実に準備を進めていく。
[要望]関係機関と連携するとともに、丁寧な説明・発信を行い、着実に準備を進めてほしい。

●四 企業誘致の推進について
[問]戸川土地区画整理事業は、関係機関との協議調整や地元の協議に時間を要したが、現在の企業誘致に対する取り組みはどのようか。
[答]令和5年10月、県に組合設立認可を申請し、6年3月末の認可を見込んでいる。今後は、優良企業の誘致を目指し、産業用地の整備を行っていく。
[要望]企業誘致が人を呼び込み、経済を動かす好循環となる好機を逃すことなく、優良な企業に進出してもらえるよう努めてほしい。

●五 移住・定住施策の推進について
[問]移住相談の現況と今後の移住・定住促進に向けた取り組みはどのようか。
[答]若年世帯の住宅購入に対する助成金交付などに取り組んできた。令和5年度は当初の想定より多くの利用があったため、6年度は約1・5倍の予算額とし、引き続き、本市の移住・定住を後押しする。

●六 総合計画後期基本計画の策定に向けた取組について
[要望]人口減少、本格的な少子・超高齢社会に突入している中、自治体運営はますます難しくなる。秦野の輝く未来をつくるための計画作りに取り組んでほしい。

       

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