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一般質問(2)

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神奈川県秦野市

■地域のことは地域で決められる医療提供体制の強化と充実を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1564

ともにつくる 古木 勝久

●一 ポストコロナの地域医療体制について
[問]秦野赤十字病院では既に47床の急性期病床を回復期病床に転換している。コロナ禍で急性期病床の確保は喫緊の課題となっている。昨今の医療提供体制を考慮し、病院の見解を改めてもらうように、促すことはできないものか。
[答]令和7年には、少子高齢化のほか、団塊の世代が75歳以上になり、地域包括ケア病床を拡充したものである。今後も市民が安心できる医療が提供できるよう、湘南西部地区保健医療福祉推進会議での協議内容を注視していきたい。
[要望]コロナ禍では命の危機に直面している人には、年齢に関係なく救急対応が求められている。全国的にも急性期病床の在り方の見直しの動きがある。湘南西部地区保健医療福祉推進会議の協議内容を注視していくのではなく、本市の状況を伝えてほしい。

●二 震生湖周辺整備について
[問]寺田寅彦は震生湖を広く伝えた人である。句碑の説明と学術的な功績を湖畔に設置してはどうか。
[答]解説板はないが、二次元コードを貼って、市のホームページにアクセスできるようにしている。
[問]解説ではなく、震生湖が今の国登録記念物に至った礎を築いた寺田寅彦を顕彰することは意味があると考えるがどうか。
[答]所管課としては、いろいろと整理して考えていきたい。

■戸川土地区画整理事業の着実な推進と東海大学の知的財産・活力の活用を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1565

創和・市民 小山田 良弘

●一 秦野丹沢スマートインターチェンジ周辺整備について
[問]戸川土地区画整理事業の現状や、今後の取り組みはどのようか。
[答]権利者の3分の2以上の同意が得られたため、県に組合設立認可申請を行い、令和5年度末の市街化区域編入と組合設立を目指している。
[問]市道51号線の歩道は1・4メートルで通学に危険な状態である。計画では両側3メートルの歩道だが企業の出入口のない西側を4メートルとするなど、さらに安全性を高めたらどうか。
[答]そのようなことも検討し、横断防止柵を設置して安全性をさらに高めたい。
[問]誘致企業のイメージはあるか。
[答]近隣との連携や観光客誘致など、まちづくりにつながる企業を誘致したい。
[要望]事業の円滑な進展のため、地権者に寄り添ったきめ細かい説明をして合意形成を進めてほしい。

●二 東海大学との連携によるまちづくりについて
[問]交流・連携の経緯と現状、今後の取り組みはどのようか。
[答]40年間にわたって幅広い分野で交流・連携を行い、大学の知的財産や学生の活力をまちづくりに生かしており、さらなる提携事業の拡大・充実を目指している。
[要望]市民への周知を積極的に行い、まちづくりや自治会活動、スポーツなどさまざまな分野での連携にチャレンジしてほしい。

■行政・市民・事業所で一体感のある防火対策を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1566

無所属 原 聡

●一 立体駐車場での火災対策について
[問]厚木市の立体駐車場で152台の車が焼損した火災において初期消火に利用されなかった移動式粉末消火設備の操作はどのようか。
[答]空気を遮断し燃焼の連鎖反応を中断させる消火薬剤で(1)扉を開けて加圧ガス容器のバルブを左に回し(2)放出弁を下に向け(3)2メートルホースを伸ばしてノズルバルブを全開にして消火する。通常の消火器とは異なる工程となる。
[要望]事業所への立ち入り検査や消防訓練指導を推進してほしい。

●二 図書館の活用について
[問]※ブックスタート事業の現状はどのようか。
[答]開始から16年目となり、通算1万5千人の赤ちゃんとその家族に絵本のプレゼントなどを行った。
[要望]この事業の効果を検証するため、4か月、1歳半での健康診査でアンケートを実施するなど図書館の存在を強調してほしい。その際に図書館利用者カードへの登録も推進してほしい。
[問]小・中学校の学校図書館などでの読書推進活動はどのようか。
[答]朝読書は小学校で全校、中学校でも実施校が増えている。また9月から秦野市立図書館と連携して電子書籍の試行を市内の小・中学校でモデル的に実施している。
[要望]学校図書館図書標準を恐れず、新しい図書の導入のための廃棄も視野に読書環境の充実を願う。

◎用語解説
※ブックスタート事業… 絵本をきっかけに、赤ちゃんと家族のふれあいを応援する取り組みであり、本市においては絵本をプレゼントするとともに、ボランティアの協力により、個別
の読み聞かせを行っている。

■表丹沢の魅力向上拠点の整備を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1567

志政会 相原 學

●一 羽根森林資源活用拠点(仮称)について
[問]令和5年2月に土地利用構想が策定されたが、策定に当たって留意した点や、地元からの意見の反映はどのようか。
[答]構想の方向性を定めるため、北地区の自治会や里山保全団体などにヒアリングを実施し、多くの意見や感想を得て、核となる製材加工施設や小規模バイオマス施設のほか、地場産物の直売コーナーや地産地消レストランなど想定される土地利用構想を盛り込んだ。
[問]5年度は構想を具現化するため、土地利用計画の策定を進めているとのことだが、課題についてはどのようか。
[答]課題は大きく4つあり、(1)計画地が市街化調整区域にあること、(2)北側の斜面地が土砂災害特別警戒区域であること、(3)表丹沢エリア周辺施設との連携、造成工事などによる周辺への騒音、振動の検証が必要であること、(4)業務スキームや費用対効果の検証が必要であり、これらの課題解決に向けた方法を検討中である。

●二 産業利用促進ゾーンの進捗状況について
[問]組合設立に重要となる本同意の具体的な取得状況はどのようか。
[答]8月末時点は約4割であったが、9月に入り約7割の本同意書を取得し、本同意の権利数と面積が3分の2に達したので、組合設立許可申請に進むことになる。

       

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