■秦野版共同養育システムで子育てが楽しいまちを目指せ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1530
公明党 横山むらさき
●一 外出が楽しいまちについて
[問]コロナ禍での外出自粛によるフレイルの進行が懸念される。(1)誰もが主体的に健康づくりに取り組めるよう、健康ポイントラリー事業の拡充の考えは、(2)公共交通不便地域の高齢者の外出をサポートするための取り組みは、どうか。
[答](1)75歳以上でも参加できるよう全市民を対象とし、電子地域通貨の活用などのデジタル化についても関係部署と検討する。(2)外出支援を担うボランティアとして活躍してもらえるように地域支え合い型認定ドライバーの養成研修を行うことで、移動支援団体による外出機会の創出につながっている。
●二 子育て支援について
[問](1)働く保護者や保育士の負担軽減となる保育所の紙おむつ回収処理の検討状況は、(2)ワンオペ育児となっている親子の孤立化を防ぐため、一時預かり事業で※レスパイトできる仕組みは、どうか。
[答](1)紙おむつ処理への補助内容などを検討しており、全園で同時に実施できるよう調整している。(2)一、二歳児の保育需要は高いが予約が取りづらいため、事業未実施の民間保育所に実施を呼びかけるほか、電子申請による予約の利便性向上に取り組んでいきたい。
●三 ※被爆アオギリ二世について
[問]市内小・中学校にある被爆アオギリ二世の意義をどう伝えるか。
[答]解説看板を作成し平和の尊さを後世に伝えるシンボルとしたい。
◎用語解説
※レスパイト…一時休止・休息を意味する言葉のこと
※被爆アオギリ二世…昭和20(1945)年8月6日、広島に原子爆弾が投下された際に、被爆で損傷しながらも青葉を茂らせた被爆アオギリから採取した菌を発芽させて育てた二世の苗木のこと
■花の魅力を最大限活用した森林観光都市を目指せ
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創和会 諸星 光
●一 花を活用した観光振興について
[問]本市は都心近郊でありながら豊かな自然を体感できるため、登山やハイキングに多くの人が訪れる。森林観光都市を目指すためには、花などの植物を活用し、付加価値をつけるべきと思うがどうか。
[答]これまでも花のある観光地づくりを進めてきたが、既存の手法にとらわれず、花の魅力を最大限に活用できるよう取り組んでいく。
[要望]多くのハイカーが二度、三度と訪れるよう年間を通じて多様な種類の花などの植物が楽しめる観光地づくりに取り組んでほしい。
●二 待機児童対策と保育環境の充実について
[問]出生数や年少人口が減少している中、地域によっては保育所の定員割れや低年齢児の保育士確保を心配する声も聞こえるが、今後の対応はどのようか。
[答]国による保育所などの多機能化への取り組みなども注視しながら、対応を進めていきたい。
三 ふるさと納税の現状と課題について
[問]ふるさと納税の市場規模が1兆円を超す日もそう遠くないと言われる中、秦野ならではの価値や資源を活用することで、戦略的に魅力や関係人口の創出に向けて取り組むべきと考えるがどうか。
[答]秦野の魅力に触れられる新たな体験型返礼品の発掘に努め、関係人口の創出につなげていきたい。
■東海大学望星丸洋上体験研修など愛と勇気で生きる力を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1532
創和会 阿蘇 佳一
●一 子どもの命と未来について
[問](1)全国で令和3年度に自殺した児童・生徒数は368人。子どもの命を守る対策は、(2)幼い頃から多くの体験をすることが大事と考えるが、望星丸を活用した中学生洋上体験事業は、(3)東海大学児童教育学部との連携は、どうか。
[答](1)相談室の開設など安心できる学校づくりに取り組む。(2)生きる力を育むため、体験学習は持続可能な形となるよう努める。(3)旧大根幼稚園の園舎を活用する「はだのE―Lab(イーラボ)」の開設を契機に連携を強化していく。
●二 広域強盗と特殊詐欺について
[問]特殊詐欺などの犯罪件数は令和4年に566件、被害総額は4674万円であり、日本は犯罪が少ないという安全神話が崩れると心配するが対策はどのようか。
[答]警察と連携して注意喚起を行い、金融機関との防犯対策についても調査・研究をしていく。
●三 南海トラフ地震と富士山の噴火について
[問]南海トラフ地震は全国で死者32万人、被害総額220兆円と推計され、富士山の噴火の誘発も指摘されているが、本市の被害想定と対策はどのようか。
[答]本市で震度5弱から5強、全壊建物は10棟未満、半壊建物は330棟、死者、重傷者は共に10人未満、火山灰は30センチ以上と想定され、地域防災計画に位置付けて必要な対策を講じていく。
■高年齢労働者への支援の強化を望む
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市民クラブ 大野 祐司
●一 高年齢労働者の安全と健康確保について
[問]市職員と市内中小企業の高年齢労働者に対して運動機能測定を実施または支援し、不足している機能を補えるようなトレーニングを行うことで、高年齢労働者が安心して働ける環境づくりの一助になると考えるがどうか。
[答]「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」では、事業者には、高年齢労働者の健康や体力の把握と対応が求められ、労働者には事業者の取り組みへの協力と自助努力が求められていることから、実施を検討する。
●二 部門間の連携について
[問]令和4年9月15日付で中教育事務所から「北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る御協力等について(依頼)」が教育委員会に送付された。本市教育委員会は、人権教育の観点から市内小・中学校には送付したが、市立図書館へは送付しなかったと聞く。送付しなかった理由と今後の連携・充実はどのようか。
[答]文部科学省が、特定のテーマについての書籍などの充実を求めることが異例であることや、他市町村の動向などを踏まえ図書館には送付しないこととした。複数の部門に関係する場合、所管課は、教育長や教育部長に相談した上で対応すべきであると考えるため、今回の指摘を踏まえ、報告・連絡・相談を徹底する。