■人の命と暮らしを守るやさしいまちづくりへの支援を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1508
創和会 阿蘇 佳一
●一 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの感染対策について
[問]新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行で、医療現場が窮迫する恐れがあるが、新型コロナワクチンの接種率はどうか。
[答]令和4年12月4日時点の接種率は4回目約46%、5回目約10%である。また、同時接種が可能であるため、広報などで呼び掛け、安全な接種の推進に努めていく。
●二 命と未来について
[問](1)80歳代の親が、自宅に引きこもる50歳代の子どもの生活を支える8050問題に対する支援は、(2)東海大学のこども園構想は経営面で厳しいこともあるが、問題を先送りせず、明確な連携の方向性を出すべきと考えるがどうか。
[答](1)時間をかけて寄り添うため、福祉相談室などへ参加を促し、地域や社会に出るきっかけとなるよう継続した切れ目ない支援に努めていく。
(2)市と大学双方に効果的な連携について、引き続き中長期的な視点で具体策を検討していく。
●三 人と自然にやさしいまちづくりについて
[問]駅周辺に空き店舗や空き家が増えているが、対策についてはどうか。
[答]空き店舗を活用する場合、末永く地域に根差した店舗となるよう建物の改装費や賃借料などを支援している。また、空き家は活用促進に係る補助金で支援している。
■市民に寄り添う行政の支援を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1509
公明党 横山 むらさき
●一 がん対策について
[問]コロナ禍で進行が懸念されている悪性新生物(がん)は国民の2人に1人がかかると言われ、現代のがん社会における※ヘルスリテラシーを高めるため、がん教育は重要である。いのちの授業として小・中学校における外部講師の導入の考えはどうか。また、治療しながら働く時代であり、闘病中の患者の生きる力となる※アピアランスケアに対する助成はどうか。
[答]現在は教員による授業展開だが、医療現場をよく知る外部講師の導入を含め、積極的に取り組む。アピアランスケアではウィッグ購入費などを助成する自治体もあるが、相談を受けた際は情報提供など寄り添った支援に努める。
●二 マイナンバーカードについて
[問]国は2024年の秋に健康保険証とマイナンバーカードを完全一体化する方針だが、本市における交付状況はどうか。また、本市独自のカード利用の考えはどうか。
[答]現在65%を超える申請率となり普及が進んでいる。今後は「出張申請おたすけ隊」などで申請をサポートしていく。マイナンバーカードは、運転免許証との一体化も予定されており、今後、図書館カードや避難所の受付での利用も検討して市民の利便性向上を図る。
●三 絵本文化の推進について
[要望]絵本での愛着形成の重要性やスマホ子育ての警告などを子育てサポートブックに載せてほしい。
■子どもたちが心安らぐ教育環境の整備を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1510
創和会 谷 和雄
●一 教育環境について
[問]法改正を受け小学校で一クラスが40人から35人に引き下げられたが、学校間の差はどうか。また、建設から年数が経過した校舎の、建て替えなどの考えはどのようか。
[答]児童数はおおむね一クラス30人程度の状況で、差は10人程度である。また、建て替え時期など、早めに方向性を示せるよう努める。
[要望]建て替えには多額の費用を要するため、国の財源も活用して校舎の木質化を検討し、児童の心安らぐ教育環境の整備を要望する。
●二 デジタル化の推進による地方創生について
[問]プレミアム電子商品券事業が始まり、人と人の関係性まで切り捨てられないか懸念するがどうか。
[答]電子商品券を扱う際、客と店の決済のやり取りが会話の糸口になっている状況があり、むしろ新たな温かい絆になると考える。
[要望]単に合理性を追求するのではなく、アナログの心を持ったデジタル化の推進に努めてほしい。
●三 森林を守り育てる取組について
[問]国からの貴重な財源である森林環境譲与税の活用状況はどうか。
[答]ナラ枯れ対策などに活用してきたが、法改正で税の配分方法が見直された場合、本市では減額になると試算する。
[要望]減額になれば、県の水源環境保全税がさらに重要になることから県税の存続に尽力してほしい。
◎用語解説
※ヘルスリテラシー…健康情報を入手・理解・評価・活用するための知識、意欲、能力であり、それにより日常生活における疾病予防などについて意思決定を行い、生涯を通じて生活の質を維持・向上させることができるもの。
※アピアランスケア…医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア。