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一般質問(4)

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神奈川県秦野市

■「宗教による支配」を教えられないか
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1504

無所属 吉村 慶一

●一 「宗教に関する教育」と「支配」について
[問]世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のような宗教団体による被害を予防するための教育について問う。本市の中学校が採用する歴史の教科書(約300ページ)には45ページにわたって「支配」という記述がある。公民の教科書には日本国憲法を学ぶ章に「法の支配」や「宗教を信仰するかしないか、どの宗教を信仰するかを自分で決める信仰の自由」との記述がある。いわゆるマインドコントロールという意味での「宗教による支配」が持つ危険性を生徒に考えさせる発問はできないか。
[答]憲法第20条や教育基本法第15条の規定から、宗教行為の持つ否定的な側面を題材に、義務教育段階で発問することは難しい。一方、学習指導要領においては、宗教に関する内容も含めた課題や困難に対応する力、例えば情報活用能力や問題発見・解決能力が重要とされており、学校教育のさまざまな場面で育成する取り組みをしたい。
[問]地動説を説いたガリレオ・ガリレイの例でも、宗教は「信じよ」と教え、学問は「疑問を持て」と教えている。宗教を疑問の対象とすることは困難なのか。
[答]本市に旧統一教会問題の事例報告はないが、マインドコントロールというか、保護者の考え方で子どもたちが悩むケースはあり、問題解決能力の育成が重要である。

■地域の喫緊な課題 早急に解決を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1505

自民党秦野 高橋 文雄

●一 秦野駅南部(今泉)土地区画整理事業について
[問]既存住宅が多いC地区は事業区域から除外し、現道拡幅に基づいた整備を目指しているとのことだが、都市計画の変更に対する関係機関との調整状況や、権利者への対応状況はどのようか。
[答]事業区域から除外できるよう、庁内で整備方針を検討している。方針が定まった段階で権利者向けの説明会を開催する予定でいる。
[要望]C地区は土地区画整理事業の区域指定から50年が経過しており、早急に手だてを示してほしい。

●二 震生湖周辺整備について
[問](1)安全に歩ける散策道の整備状況は、(2)周辺の市道平沢5号線・今泉7号線の整備と市道75号線の道路改良の状況は、どのようか。
[答](1)湖を周回できる状況だが損傷した転落防止柵などがあり、順次更新していく。
(2)他に優先すべき事業があるため、現在事業化は困難だが、周辺の環境変化などに注視して対応を検討していきたい。

●三 小・中学校の校庭整備について
[問]各校の整備状況と事業費はどのようか。また南小学校は改修効果が低いと感じるが見解はどうか。
[答]令和2年度から順次、南小学校、東小学校、広畑小学校の改修を行い、事業費は約7530万円である。南小学校は解消できる高低差に限界があり、効果が低いと分析している。

■ありのままに輝く多様な社会の構築を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1506

公明党 中村 英仁

●一 観光客の増加に向けた施策について
[問]表丹沢魅力づくり構想を策定し、山・自然を生かした観光施策を行っているが、本市を舞台としたロケ地を活用する「ロケツーリズム」に取り組むべきと考えるが、どのようか。
[答]観光客の増加や市内経済の活性化、住民の誇りや愛着が湧くなど、効果がある観光振興施策の一つと認識している。新東名高速道路の開通を好機と捉え、撮影地を活用した誘客策に取り組みながら、観光協会と連携し、実施について検討していく。
[要望]秦野をより輝かせるため、表丹沢魅力づくり構想に加え、ロケツーリズムを導入・実施し、本市の良さを全国に発信してほしい。

●二 ダイバーシティ教育について
[問]人種、性別、文化などの違いを受け入れ、多様性を認め合うダイバーシティ教育が必要な上で、まずは、教職員の統一した研修が重要だが、その考えはどのようか。
[答]多様性について教職員への共通理解を図ることは重要であり、研修会の拡充はもとより、学校評価について共通の評価項目の設定を進め意識向上を図っていく。
[要望]子どもたちが平等にダイバーシティ教育を受け、生きづらさを感じず、自分らしく輝くことができる社会をつくることが重要であり、教職員は、全体を捉えた上で、学校教育を進めてほしい。

■地域と共にある観光・子育て・共生社会の推進を
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1507

自民・新政 風間 正子

●一 ヤビツ峠・蓑毛周辺の魅力づくりについて
[問]サイクリストの休憩所や来訪者のトイレなど課題があると感じているが、ヤビツ峠・蓑毛周辺の計画策定に当たり、どのように工夫して取り組んでいくのか。
[答]調査結果から担い手の後継者不足や環境整備などの課題があると認識しており、事業関係者や地域関係者などの人材を巻き込むことで実効性のある計画としていきたい。

●二 子育て支援について
[問]安心して出産・子育てができる環境づくりに向けてどのように取り組んでいるか。
[答]子育て世代包括支援センターでの妊娠届出時から始まり、妊婦健康診査などの母子保健事業サービス、乳幼児健康診査、産後ケア事業など妊産婦と家族に寄り添った支援に努めている。
[要望]出産・子育ては、身近で寄り添ってくれたり、応援してくれたりする存在が非常に大切である。市の産前・産後の支援や子育てサービスをさらに充実させるため、地域全体で子どもたちを大切にし、育てていく意識を醸成してほしい。

●三 共に支え合う地域づくりについて
[要望]地域課題の掘り起こしや人材の確保は、地域共生社会の実現に向け大変重要であるため、市と社会福祉協議会が両輪となって進めてほしい。

会派の表記について…「自民党・新政クラブ」は、略称として「自民・新政」と表記しています。

       

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