■保育の質のガイドラインを策定し子育て支援のレベルアップを
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1497
無所属の会 古木 勝久
●一 子ども・子育て支援施策について
[問]保育の質のガイドラインでは、子どもの権利や保育士の確保、保育環境、保育内容など、詳細な評価基準を設けて、総合的な審査をしている自治体がある。このような取り組みをしてはどうか。
[答]乳幼児教育保育支援センターの機能を使って、保育の質のガイドラインの必要性や在り方について引き続き検討していきたい。
[意見]70年前の国基準の保育に固執するのではなく、他の自治体がどのように成果を上げたのかを分析し、本市の保育行政を見直し、独自の保育の質を確保するべきだと考える。
●二 市税等の滞納処分について
[問]滞納者の差押え件数を年間目標にして、その件数を職場内で競い合っているようだが、競い合う目標が違うと思うがどうか。
[答]想定される年間の処理件数から職員の経験年数に応じて配分しているもので、競い合うためのものではない。
[問]その結果は、職員の人事評価や給与などの査定に影響を及ぼすものなのか。
[答]数値目標は年間の処理目安に過ぎない。
[問]目標設定は相手に寄り添う相談件数や徴収率にして、差押え件数を目標にすることは、即刻、止めるべきと考えるが実施できるか。
[答]そのように考えていく。
■安心・安全で豊かな地域社会の形成に向けて
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1498
創和会 諸星 光
●一 県道708号の渋滞解消に向けたアクセス道路の整備について
[問]篠窪バイパスの開通に伴う交通量の増加を受け、県道708号の秦野区間や、周辺の生活道路における安全対策はどのようか。
[答]県との連携で安全対策を検討し、啓発看板やグリーンベルトの設置などに順次取り組んでいる。
[要望]今後も広域的な視点で道路網や土地利用を検討してほしい。
●二 農畜産物の国消国産の推進について
[問]地産地消、さらに国消国産に向けて、農業者の所得向上などにつながる農家レストランが有効と考えるが、これまでの認定状況と設置促進の取り組みはどのようか。
[答]これまでに1件を認定したほか複数件の相談がある。本市の魅力ある観光資源と組み合わせた相乗効果で設置促進を図りたい。
[要望]認定数を増やし、引き続き積極的にPRを行ってほしい。
●三 コロナ禍での不登校について
[問]長引くコロナ禍により不登校の児童・生徒の数が増加傾向にある中、オンライン学習の推進が全ての子どもたちの学びや育ちに有効と考えるが、ICTを活用した学習支援の状況はどのようか。
[答]タブレット端末での授業の共有や教員とのコミュニケーションが図れるほか、令和4年6月から不登校などの児童・生徒を対象にオンライン学習教材を活用した本市独自の学習支援を開始した。
■幅広い世代が集まる「公民館」へ
【HP】https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1499
市民クラブ 八尋 伸二
●一 公民館の運営について
[問]本市の公民館もコロナ禍により稼働率が激減したが、現在は急激な速さで戻りつつある。地域コミュニティーを維持するためには、公民館での交流の機会を増やす必要があるが、本市の公民館設置の目的は何か。
[答]秦野市立公民館条例では設置目的を「文化、学術等の教養を高める事業を行い、全ての市民に豊かな学習機会を提供するとともに、市民の自主的な学習活動を支援し、促進すること」と定めている。
[問]公民館を再び地域コミュニティーの拠点とするために、今後どのようなことを実施していくのか。
[答]今後も設置目的を踏まえ、魅力ある地域学習の推進、多様な学習機会の提供をはじめ、市民の生涯学習を支援する拠点、そして、地域コミュニティーの拠点として役割を担うことができるよう、他の自治体の先進事例などを調査・研究するとともに、関係機関・各課などとも課題を共有し「みんなが集まり、みんなが学ぶ、みんなが楽しむ公民館」の役割や体制づくりを引き続き検討していきたい。
[要望]福岡市立公民館は、大学や企業、病院などの専門家と新たな視点での連携を行い、地域の担い手(NPO法人など)を育てることも目的としている。本市とは財政規模も異なるが、各公民館の企画を動画などで共有し幅広い世代が参加できるようにしてほしい。