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第3回(9月)定例月会議

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神奈川県秦野市

■令和3年度決算を認定
第3回(9月)定例月会議は、9月6日から10月4日までの29日間の日程で開催されました。
この定例月会議では、決算の認定(本紙2・3面に内容を掲載)や条例の一部改正など市長提出議案等18件(うち、報告3件)などを審議しました。

◆議案審議(本紙議案審議は本紙7面にも掲載)
《表丹沢野外活動センターの使用料の変更と指定管理者制度の導入を一括審議》

▽議案第37号 秦野市表丹沢野外活動センター条例の一部を改正することについて
▽議案第38号 指定管理者の指定について

〈要旨〉
▽議案第37号
より利便性の高い魅力的な施設への転換に向け、表丹沢野外活動センターの設置目的に表丹沢魅力づくり構想を踏まえた内容を加えるとともに、設置する施設とその使用料を変更するもの。
なお、この条例は令和4年11月1日から施行し、5年4月1日以後の使用について適用するもの。
▽議案第38号
本施設の指定管理者を指定するため、事業者を公募し、同施設の指定管理者選定評価委員会で出された意見を基に検討した結果、MGMグループ共同事業体を指定管理者として指定するもの。
なお、指定期間は、令和5年4月1日から10年3月31日までの5年間とするもの。

〈付託委員会〉
文教福祉常任委員会

〈委員会での主な質疑・要望〉
[問]現在、研修棟の宿泊料金については一人単位での運用としていることから、インターネット予約システムへの移行が難しいなど手続きの煩雑化を招いていたと聞く。新たに部屋単位へと料金体系を見直すに当たり、考え方はどうか。
[答]料金体系を部屋単位とすることにより、業務負担の軽減を見込んでいる。一方で、一般の宿泊施設に近いサービスの提供を行うことから、受益者負担の観点により、従来、無料であった市内の小・中学生についても料金を設定することとした。
[問]指定管理者制度の導入に併せ、表丹沢魅力づくり構想を踏まえた、より利便性の高い魅力的な施設への転換を目指すとのことだが、指定管理者候補者のMGMグループが指定された場合の効果はどうか。
[答]表丹沢魅力づくり構想を踏まえ、利用者を周辺施設へ誘導するサービスの向上などの提案に加え、本市での25年以上にわたるキャンプ場運営を通じた効率的な管理運営も期待できるなど、本市の魅力づくりの大きな力になると考える。
[要望]指定管理者候補者については、地域連携や地域満足度などを高める計画であるかという審査項目において、最も高い評価を得ていると聞く。本施設は、森林セラピー事業などを実施する地域団体の拠点であることから、指定管理者制度への移行後においても、このつながりを大切にしてほしい。

▽議案第37号
〈本会議での反対討論〉
料金体系の見直しは実質的な負担増であり、市民のメリットが感じられないことなどから反対する。
〈本会議での賛成討論〉
学校などへの減免が継続されることに加え、低額な利用料を他市施設とのバランスが取れた価格とするための改定であり、賛成する。
〈採決の結果〉
委員会 原案可決(賛成多数)
本会議 原案可決(賛成多数)

▽議案第38号
〈本会議での反対討論〉
概要版の事業計画書のみの提示では、安全対策など事業の評価ができないことなどから反対する。
〈本会議での賛成討論〉
豊富な実績を持ち、地域との連携も期待できる本事業者により、全国屈指の森林観光都市を担う施設となることを期待し、賛成する。
〈採決の結果〉
委員会 原案可決(賛成多数)
本会議 原案可決(賛成多数)

       

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