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令和5年度予算を市議会が慎重に審査(2)

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神奈川県秦野市

■一般会計 文教福祉分科会
◇障害児早期療育推進事業費について
[問]発達に遅れのある児童の心身の成長を促すことを目的とした本事業について、医療面での日常的なケアを必要とする医療的ケア児への支援に新たに取り組むとのことだが、具体的な支援内容はどのようか。
[答]相談事業所などに、医療的ケア児等コーディネーターを配置し、保護者の相談などに対応するとともに、アドバイザーを保育所などに派遣し、職員へ対応方法を指導・助言する取り組みを独自に行う予定である。
[要望]子どもの発達障害には早期発見・早期療育が求められるため、発達検査や言語訓練などを行う「ことばの相談室」のサテライト相談室を大根・鶴巻地区に開設してほしい。

◇放課後児童健全育成推進事業費について
[問]放課後児童ホームの対象を小学6年生まで拡大するに当たり、校舎から独立した建物を使用しているなどの要件に合致した末広小学校をモデル校とするとのことだが、実施に伴う課題への対応はどのようか。
[答]学校によっては新たな教室の確保が必要となることに加え、実務を担う放課後児童支援員の不足を解消することや幅広い層の児童に対応できる人材の育成も求められており、実施状況を検証し、準備を進めたい。
[要望]支援員の不安を解消するため、新たに教職員経験のあるコーディネーターを配置するとのことであり、支援員のモチベーションが低下しないよう、十分に配慮してほしい。
[意見]対象学年の拡充に当たり、保護者のニーズを把握したとのことだが、利用者である子どもの満足度についても十分に検討すべきである。

◇地域部活動推進事業費について
[問]地域部活動の推進は、運動部のみが先行しがちだが、令和4年度は運動部に加え、県内で唯一、文化部の実証研究として南中学校吹奏楽部の段階的な地域移行に取り組んだとのことだが、今後の課題はどうか。
[答]従来の部活動顧問は、技術面の指導だけでなく、スケジュール管理なども担っており、運営面のサポートが課題と考える。さらに、生徒や保護者の期待や不安への丁寧な説明が求められる。
[要望]指導を望む教職員もいるため、指導者として兼職・兼務できる体制を整備し、子どもたちのための地域部活動を目指してほしい。

◇郷土文学資料収集等経費について
[問]本市ゆかりの歌人である前田夕暮の生誕140周年記念事業を実施するとのことだが、ゆかりのある他自治体との連携を目的とした「夕暮ネットワーク」構築の考えはどうか。
[答]生誕記念事業は100周年以降、10年ごとに取り組んできた。市立図書館に記念室を整備するなど、情報の拠点は本市であると考えている。一過性とならないよう、他自治体などとの連携を検討したい。

■一般会計 環境都市分科会
◇地球温暖化対策事業費について
[問]2050年カーボンニュートラルの実現に向け、削減率の目標が高い家庭部門の二酸化炭素排出量の削減が有効であると考えるが、家庭でできる対策の実施状況と令和5年度の取り組みはどのようか。
[答]児童・生徒などを対象としたエコスクールや省エネ家電の買い替え助成などを実施した。今後も国や県の制度周知を図るとともに、家庭での行動を促すには助成制度が有効であるため市独自の助成も検討したい。
[要望]省エネへの関心を高めるため、本庁舎のグリーンカーテンの設置場所は来庁者に見やすい位置まで拡げるとともに、効果を可視化してほしい。

◇農業経営基盤強化促進事業費について
[問]令和5年度は、重点的に農業利用を進める区域を定めた目標地図や地域計画を作成するほか、農業機械導入の経費を支援するとのことだが、農作物のブランディングや販路の整備・強化の考えはどのようか。
[答]農業者自身や農業協同組合の部会を通じて品種選定や高品質化に取り組むことで付加価値をつけ、販路を確保し、ブランド化につなげたい。

◇表丹沢魅力づくり推進事業費について
[問]本市に特化した文化資源の活用を図ることは、表丹沢の魅力を伝える取り組みの一つとして、重要な要素であると考える。表丹沢魅力づくり構想における文化財活用の位置付けと今後の展開はどのようか。
[答]構想ではさまざまな分野の資源を磨き、つなげ、触れる機会を増やし、一人一人が本物の魅力を見つけることを目指しており、各拠点での効果的な情報発信を支援することを取り組みに掲げている。今後とも庁内の横断的な連携で、文化資源を活用しながら地域の活性化につなげる。
[意見]それぞれ魅力を感じる場所となるよう、市内に点在する伝承文化財などを結び付け、面として捉え、地域全体の魅力を引き出す環境整備が必要である。

◇移住定住促進事業費について
[問]本事業は、将来的な担税力が期待できる子育て世代を主な対象としているとのことだが、ミライエ秦野に開設する移住お試し住宅の位置付けと期待される効果はどのようか。
[答]まちなかの便利さと、子育て環境に恵まれた暮らしを提案する施設として位置付ける予定である。生活利便性の高い市街地として住宅が多い場所にあり、ミライエ秦野自体も常時入居可能なため、体験後の本格移住につながりやすくなると考える。

●分科会の所管部局について
総務分科会…政策部・総務部・くらし安心部・文化スポーツ部・消防本部・会計課・議会局・選挙管理委員会事務局
文教福祉分科会…福祉部・こども健康部・教育委員会
環境都市分科会…環境産業部・都市部・建設部・上下水道局・農業委員会事務局

       

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